マイナー極まる、北極圏の激戦!~WW3(翔企画)モジュール「スカンジナビア」

続いて、今月のソロプレイ第2弾として、「WW3」(翔企画)のモジュール-「スカンジナビア」をプレイします。シミュレーター誌第22号の付録になったものです。

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最もシンプルな旧未来戦システムを持つ「WW3」を用いて、有事の際に舞台になるであろうノルウェイ及びスウェーデンでの戦闘を描いたものです。両国自体には魅力は少ないものの、北大西洋の制海権を握る上で、ノルウェイはソ連軍ににとって、制圧しておきたい地域でしょう。

基本はWW3のままですが、マップを見れば分かるように、ほとんどが山岳に覆われた地域であり、機動の余地は少ないです。大兵力を持つソ連軍が、部隊の展開とVP狙いで、スウェーデンに宣戦布告することになります。また、山岳に進入できるのは、スキー部隊(雪上歩兵連隊)のみであり、これをうまく使って、迂回や側面攻撃を行う必要があります。

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いつものように、オリジナルのチャートと増援/ターンシートを制作して、チャレンジです。

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第1ターン、中央ヨーロッパでの侵攻に呼応して、ソ連軍北極方面軍がノルウェイへの侵攻を開始します。Kirkenes周辺を抑えるまでは、ほとんど部隊の展開ができないため、側面のスキー部隊を攻撃します。が、最大戦闘比で望んだ攻撃もあえなくD1となり、成果が出ません。

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第2ターン、ソ連軍はやむなく、Kirkenesの急襲に切り替えます。スキー連隊が迂回できたため、3:1となりましたが、さすがに一撃では撃破できず。

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第2フェイズまで使って、どうにかKirkenesの守備隊を粉砕し、ここを占領します。

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第3ターン、苦しい展開になったソ連軍は、起死回生を目論見、ここでスウェーデンに宣戦布告。唯一の平野部を機械化部隊が南下し、南端の都市Ivaloを包囲攻撃します。守備隊に1ステップロスを与え、なおも攻撃を続行します。

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同時に、主力はPolmakに進み、海上移動でNessebyに上陸した海軍歩兵と共同で、包囲攻撃します。が、ここでもdrに祟られ、3:1でまさかの失敗。業を煮やした司令部の命令で、切り札の空中機動部隊を投入しますが、5:1でA1/D1となり、どうにかここを占拠します。

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第4ターン、すでに時間をかけすぎている北部では、突破は不可能と判断し、主攻勢を南に向けます。まず、包囲中のIvaloに連続攻撃をかけ、2ターンをかけて、ここを攻略します。

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さらに、第2フェイズで、第二の都市Kaamanenをスキーと自動車化狙撃兵で包囲攻撃を敢行。スウェーデン空軍の決死の抵抗もあって、1:1となりますが、D1で1損害を与えます。

敵が防御態勢に入ったと判断したNATO軍は、限定反撃に転じます。中央の山岳地帯に浸透したソ連軍のスキー連隊に対し、山岳での行動が十八番のノルウェイ軍が迂回し、包囲攻撃。2回の攻撃で、これを殲滅します。

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さらに、南部では増援のスウェーデン軍が、Kaamanen包囲中の自動車化狙撃兵連隊に逆包囲をかけ、D1を与えます。

第5ターン、ぐずぐずしていると、包囲を破られそうなソ連軍は、使用可能な兵力を全て投入して、Kaamanenを強襲します。さすがに最大比(6:1)の攻撃は強力で、ついにKaamanenが陥落。ソ連軍のVPは15点に達しましたが・・・これが攻勢限界点でした。

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アメリカ軍とイギリス軍の増援を得たNATO軍は、組織的な反抗を開始します。ふんだんな空軍力を持って、北部の部隊を爆撃し、これを制圧状態にします。麻痺した敵ZOCをくぐり抜けて、アメリカ軍海兵旅団が浸透し、近接航空支援を受けながら、一撃で自動車化狙撃兵連隊を殲滅します。

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さらに、南部では本土防衛に燃えるスウェーデン軍の2個連隊が、間隙部に攻撃をかけ、消耗したスキー連隊を敗走させ、KaamanenとIvaloの交通を遮断。そのまま、Ivaloの強襲をかけ、なんと無傷でこれを奪還します。

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制空権も失い、防戦一方のソ連軍も、第6ターンに意地の砲撃を成功させ、一時、Krasjokを包囲するものの、もはや、焼け石に水。NATO空軍の圧倒的な支援の前に、次々と部隊を失い、Nessebyを放棄。自動車化狙撃兵連隊の奮闘で、どうにかPolmak・Kaamanen・Kirkenesは保持した状態で、停戦となりました。

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両軍のVPを比べたところ、
WP軍:11点(都市の占領6点、都市への突入5点)
NATO軍:20点(都市の占領16点、機械化部隊の撃破4点)
で、NATO軍の勝利となりました。

B4サイズで、かつ、機動戦の余地が少ないミニミニゲームですが、どうしてどうして。今回は、drの悪さから、NATO軍の圧勝でしたが、展開によっては、WP軍にも十分に勝機があります。はじめの2回のイントロプレイでは、砲撃が当たった上に、空母を撃沈または撃破できたこともあり、終盤までソ連軍がイニシアチブを握って、中央部まで進出し、勝利することがありました。それなりにテストプレイを繰り返したのでしょうね。

元ゲームの「WW3」以上に、マイナー極まる北極圏の戦いですが、なれれば、小1時間で終わる佳作ですので、ご要望があればインストしますよ~。

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