血の大晦日!卑劣なオークの奇襲!~ドワーフの地下迷宮(T誌付録)「奇襲」

「アスクトル14世統治の第21年、ドワーフ暦の大晦日に、オークの一隊が、酔っぱらっていた門衛を斃し、ゲートに火薬を仕掛けて、アンダーアースの街に侵入した。ドワーフの王を殺すのだ・・・」

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今月のソロプレイ第2弾は、意外にも楽しかった「ドワーフの地下迷宮」(T誌付録)から「奇襲」シナリオです。設定の通り、東ゲートから侵攻してくるオークの一団を、ドワーフ側が迎え撃つもの。

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オーク側の特典で、非警戒のドワーフを攻撃する際には、戦闘比2シフトを得ることができます。総兵力ではドワーフが上なので、オーク側はいかに電撃的に侵入して王を殺すか、ドワーフ側は一刻も早く立ち直って反撃を始められるか、が焦点になります。

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第1ターン、東ゲートを爆破したオークは、入口付近で祭りに浮かれていたドワーフの家族を殲滅し、地下迷宮に侵入します。

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これを目撃したドワーフ側の伝令(2-10)は、機転を利かして大広間への扉を施錠し、危機を知らせに走ります。「オークが来たぞ-!」

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第2ターン、思わぬ足止めを喰らったオークは、力業で扉を破壊します。一方で、別働隊を小回廊経由で迂回させます。

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大声を上げながら、必死の形相で大広間を横切った伝令は、控えの間にいた通常部隊(50-7)をたたき起こすことに成功します。

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第3ターン、扉を打ち破ったオークたちは、獲物を求めて回廊を突進します。足の速い前衛は、早くも大広間に到達します。

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一方で、東側の迂回路を走った別働隊は、中央付近でドワーフの快速部隊(45-9)に遭遇します。足音を忍ばせ、襲いかかろうとした瞬間、兵士の一人が気づきます。「敵だぁー!!」急ぎ、武器を取ったドワーフは、奇襲を受けながらも懸命に戦い、退却をすることに成功します(3:1攻撃でDR)。

生き延びた快速部隊は、一目散に兵舎に走り、衛兵に警報を発します。衛兵が吹き鳴らした角笛は、兵舎中に響き渡り、指揮官を含む4ユニットが活性化します。一方、回廊をひた走る伝令は、交差点にいた衛兵を揺り起こし、オークの襲来を告げます。

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第4ターン、もはや、奇襲の優位が薄れつつあるオーク側は、快速部隊(35-10)と指揮官を先頭に、大広間の出口に突進します。ここには、警報に反応して通路を封鎖した通常部隊(50-7)がいましたが、駆け寄ったオークがやたらめったらと斬りかかり、これを殲滅してしまいます(1:1攻撃でDE!)。

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一方、ドワーフ側も、伝令が王座の間に駆け込み、ほとんどの部隊が活性化します。緒戦での後れを取り戻さんと、兵舎の入口で反撃を開始します(1:1攻撃で、結果はAR)。

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第5ターン、王の首を狙うオーク側は、控えの間から快速部隊が浸透し王座の間に向かう主要通路に突入します。

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が、もはや、電撃侵攻は不可能と判断し、別働隊を西側回廊に送って、非警戒のままのドワーフを虐殺します。

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これを見たドワーフ側は、周辺の部隊が一斉に敵主力に駆け寄ると共に、南からは、ドワーフ王アスクトル14世が自ら出撃をします。

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第6ターン、遅れて主要通路に突入したオーク隊主力とドワーフ隊主力の間で、酸鼻な白兵戦が始まります。小回りの効くオークは、小刻みに方向を変え、重厚に押し出すドワーフ隊を翻弄します(1:1攻撃で、結果はまたもDE!)。

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これに対し、ドワーフ側は、最強の指揮権を持つドワーフ王を先頭に反撃を行います。

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機敏なオーク隊は、指揮官を先頭に縦横無尽に走り回り、敵の弱点を強襲して、戦果を上げます(指揮官スタックが、またも1:1攻撃でDE!)。ドワーフ王も負けておらず、正攻法で敵の前衛を押しまくり、これを殲滅します。

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が、このままでは、いつかドワーフの物量に押し切られると判断したオーク隊は、罠を仕掛けるために、中広間に後退します。乱戦の中で、王を仕留める作戦です。

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これを知っていながら、王は誘いに乗ります。「ドワーフ王は敵に後ろを見せたりはしない!」

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中広間をめぐって、激しい接近戦が起こります。まず、ドワーフ王の主力が北側通路から突入し、オークの精鋭部隊(55-6)に4:1攻撃を掛けます。が、これは、DRに。

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オーク側は、このチャンスを待っていました!指揮官を含むスタックが敵の背後に浸透すると、牽制の1:1攻撃で退路を遮断!そして、ドワーフ王のスタックに、乾坤一擲の包囲攻撃を掛けます。戦闘比1:2ながら、除去の確率は1/2!十分にチャンスはあったのですが・・・結果は最悪のAE!前後を挟まれたドワーフ王の親衛隊が、猛烈な反撃をかけ、オークの指揮官ごと、抹殺しました。

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実質上の勝負は、これでつきました。指揮官を失い、ドワーフ王を討ち取る策を失ったオーク側はもはや敵ではなく、次々と討ち取られていきます。

後退中のオークが奇跡的な逆襲でドワーフを斃すこともありましたが、衆寡敵せず、次々と現れる増援に呑み込まれ、壊滅。

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第17ターンに、袋のネズミとなった最後のオークが死亡し、アンダーアースの街に、再び、静寂が戻りました。

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記録を取りながらも1時間ほどのプレイでしたが、ドワーフ側の初期配置に始まり、奇襲の成功・不成功による影響、兵力の転換など、めまぐるしく頭を使ったシナリオでした。配置制限や特別ルールがよく練られていて、ちょっとした習熟と運が必要な展開になります。こりゃ、ひょっとして、隠れた佳作かも?!

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地下迷宮好きのみなさん、ちはら会のインストで、一度、いかがですか?

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