突撃、突撃、突撃!~第三次世界大戦(バンダイ)キャンペーン・ゲーム その2

全文が20000文字を越えた(!)ので、分割してアップします。ふ~。

<第8ターン>

前ターンの大突破で勢いを取り戻したWP軍は、減少する補給ポイントとも戦いながら、攻勢の続行と包囲下の都市の制圧に全力を注いだ。ブレーメン・レーゲンスブルク・ミュンヘンの各都市を、高比率で包囲攻撃。

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が、ここに来てNATO軍軍の抵抗も激しく、二都市は最後の1個旅団に磨り減りながらも、かろうじて死守に成功した。最南端のミュンヘンだけは、どうにか陥落し、2ターンぶりの得点となった。

最大の戦果を上げたのは、中部のOMG軍団だった。カールスルーエ前面に展開したフランス軍に対し、一点集中の突破攻撃を実施し、これがまたも大成功(0/3)を収めた。

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危険を承知で突撃した戦車師団は、カールスルーエを電撃占領し、戦線をフランス国境近くまで押し込んだ。まさに、縦深突破である。

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すぐにでも、増援で反撃を実施したかったNATO軍だが、制空圏を取れないために、主力の第3軍団が空港に展開することができず、やむなく、増援ボックスで南下をはじめた。代わりに反撃に使用できるのは、叩き出されたばかりのフランス軍。2個機甲師団を投入し、5:1の包囲攻撃をかけたが、結果は・・・最悪の1/0!1個師団が消滅し、マンハイムが危険な状態で残されたのである。

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WP軍総VP:15点(ミュンヘン、カールスルーエ)

<第9ターン>

フランス軍の反撃撃退に意気上がるWP軍は、最後の力を振り絞って、攻勢に出た。中部では、カールスルーエ周辺のNATO軍に戦車軍団による高比率攻撃をかけた。圧倒的な圧力でフランス軍を追い払い、望外にもマンハイムの占領に成功した。南部では、最南端の山岳猟兵を12:1で撃退し、ミュンヘン空港を射程に収めた。

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一方、前ターンから包囲攻撃を続けてきたブレーメンとレーゲンスブルクも力尽きて陥落し、一気に3VP を獲得することに成功した。

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が、フランクフルト以南では、これがWP軍の最大進出線となった。NATO軍に待ちに待った増援-第三軍団が登場したのである。制空圏を奪回したNATO軍は、すかさずザールブリュッケンの空港に、アメリカ軍の機甲旅団を空輸し、突出したソ連軍戦車師団に強烈な打撃を見舞った。雪辱に燃えるフランス軍と協同で、南部及び西部から包囲攻撃を敢行し、3個師団を撃破!カールスルーエを奪還したのである。

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これにより、ソ連軍先鋒のスピアヘッドは完全に消滅し、戦略的攻勢は頓挫した。あとは、北部と南部でわずかな都市を争うレベルに、作戦規模は低下したのである。

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WP軍総VP:17点(ブレーメン、レーゲンスブルク、マンハイム。が、カールスルーエは奪還される)

<第10~12ターン>

一歩でも西へ、一歩でも前へ・・・もはや、完全勝利の道が閉ざされたWP軍だったが、いまだ強力な兵力を保持する前線の士気は高く、突き動かされるように、NATO軍の攻撃を続けた。両軍は膠着した戦線で、空前の消耗戦に突入した。

南部では、アウグスブルクを巡って、死闘が展開した。南方の森林地帯を突破したWP軍の戦車師団が激しい強襲を繰り返し、アウグスブルクを奪取。すかさず、NATO軍が反応し、中部から転進したフランス軍が突出した戦車師団を包囲殲滅する。一歩も引けない両軍は、師団単位で増援を投入し続け、毎ターン、その所有者を変える凄まじい消耗戦となった。

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五度の争奪戦を制したのは・・・WP軍の物量だった。最終ターンに、フランス軍機甲師団とアメリカ軍の旅団が守るアウグスブルクに対し、4ヘクスから7個師団が集中攻撃を実施し、これを奪取。全ての補給ポイントを使用して戦術的突破に成功した2個師団が、NATO軍戦線後方に展開し、増援を阻止することに成功した。これにより、敵の反撃を封じ込め、アウグスブルクの支配が確定した。

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北部でも、あきらめを知らないWP軍は、目の前の都市に反復攻撃をかけた。第9ターンに戦術的突破をした1個戦車師団が、オスナブリュックの間接包囲に成功!たった1個師団のために、NATO軍の増援が阻止され、オスナブリュックは孤立した。最後の力を振り絞って、WP軍が2ターンに及ぶ連続攻撃を実施し、ついにここを占領した。

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悪鬼のごとく戦うWP軍に対し、NATO軍も圧倒的な物量を惜しみもなく消費して、猛反撃を敢行した。戦闘力3倍というNATO軍強襲を連発し、オスナブリュックへの増援を阻止したソ連軍戦車師団を包囲殲滅!最北端では、BAOR軍団が平押しながら、ポーランド軍戦車師団を圧倒し、ブレーメン街道を遮断。オスナブリュックとブレーメンまであと一歩まで迫った。が・・・。

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WP軍総VP:20点(オスナブリュック、ミュンヘン空港、アウグスブルク)

ここで、両軍の停戦協定が発動し、終了となった。

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WP軍は最後まで敢闘したものの、勝利条件の32VP にはほど遠く、戦略的な敗北を喫した。戦闘部隊の士気は未だに高かったが、それを支える補給システムが消耗に耐えきれず、破綻したのである。軍部の強硬姿勢は、経済破壊と反対勢力のクーデターを生み出す危険水域まで、迫っていたのである。

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一方のNATO軍も、ルールの中枢都市は守りきったが、フランクフルト地区の半分を占領されたままであった。反撃で各地で敵を押し返したものの、時間切れで都市の奪還には届かず、消化不良のままの停戦となった。が、鰻登りになる損害に西側の世論が沸騰し、各国首脳は「平和的解決」を選択せざるをえなくなったのである・・・。

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ヨーロッパ中央部を大戦禍に巻き込んだ第三次世界大戦は、両陣営に深い傷跡を残したまま、終結したのであった。

ふ~っ、やっと、まともなプレイをすることができました。前回の記事でも書きましたが、とても2800円とは思えない本格SLGです。第1ターンの作戦研究を綿密に行ったので、プレイタイムは、のべでおよそ7時間。堂々たる中級ゲームでしょう。

それほど、やり込んだわけではないですが、勝利条件的には、かなりWP軍に厳しいです。が、他に頭脳を振り絞るので、プレイ中は、バランスの悪さは気になりませんでした(忙しくて、気にしていられない?!)。

プレイワークの2割が、毎ターンの攻撃重点の決定(と次ターン以降の重点の変更準備)で、8割が戦術的な戦闘計画(と補給計画)の立案でした。最近の基準では「めんどくさい」でしょうが、オールドタイプなので、こういったガツンガツン系も、けっこう行けたりします(笑い)。見た目と違って、プレイが破綻していないだけ、B級より、いいです(笑い)。

残るは、上級キャンペーン・ゲームですが、プレイ時間が増加する上に、ECMや戦術核など、ブラインドの要素がかなり強いので、ソロでは厳しいかな~。もし、対戦できるなら、途中まででもいいので、ぜひ、やってみたいです。万人向けでもお手軽でもないけれど・・・求む!真実の対戦相手!(笑い)

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