年末の「末期戦」は、東部戦線で・・・~戦車戦(HJ)シナリオ8「コルベク郊外」

気がつけば、今年もあと10日となり、年末の慌ただしさが漂ってきました。「年末」で思い出したのが「末期戦」アイテム。最近はSF級にかまけて、「末期戦」をやっていないなと、ふと、思い立ち、ソロプレイしてみました。簡単戦闘級の「戦車戦」(HJ)から、シナリオ8「コルベク郊外」です。

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ところで、「コルベク」ってどこ?シナリオカードに、アルンスヴェルデの突破後とあるので、たぶん、東ドイツ平原だと思うんですが、オーデル川のすぐ側じゃん!第1ウクライナ正面軍が長駆、南西部から大突破を果たしたわけで、先鋒は戦闘と消耗でヘロヘロだったんでしょうね。確かに、走破能力と安定性の高いT34(とSU85)しか出てこないし・・・。

対するドイツ軍は、PAKと突撃砲・駆逐戦車が頼りの急造防御部隊。個人的には、末期戦の友-ヘッツァーが出てくるのがうれしいっす。

設定は、強行軍と突破で激減しながら、どうにか作戦可能な稼働戦車を集めたソ連軍を、待ち伏せ専門のドイツ軍の対戦車部隊が迎え撃つというもの。消耗したりとはいえ、18輌の戦車・対戦車自走砲は、ドイツ軍にとっては大いに脅威です。勝利条件が、地図D盤に、1輌でもソ連軍が生き残っていれば勝利ということもあり、バランス的にはソ連軍が有利かと・・・。

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対するドイツ軍は、「連隊」といいながら、5門のPAKと4輌の(2線級)駆逐戦車があるのみ。敵が迫る前にアウトレンジで数を減らしたくても、有効な長距離射撃ができるのが、88mmPAK2門だけなので、この作戦は無理(実は、何回か、アウトレンジを試みて失敗しています)。となれば、敵が近距離に来たところで、一斉に射撃戦を挑むしかない。というわけで、ドイツ軍の配置は、左翼の森に、長距離射撃ができるPAK群を隠蔽配置し、唯一の機動兵力の4輌の駆逐戦車を中央から左翼の稜線越しに隠蔽配置します。

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序盤、規定により、南西部の民家の背後にセットアップされたソ連軍は、前進を開始します。このまま、前進すれば、有力な敵(パックフロント)と正面からぶつかるので、開始直後に東側に転進し、左翼からの突破を狙います。第4ターンまで、対戦車砲の射程外を巧みに迂回しながら、東端に達し、再び、方向を北に向け、前進を再開します。

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第5ターン、準備を整えたソ連軍は、一斉に北上を開始します。敵はPAKの射程内に入っているのですが、ここで撃ち合うと一部(88mmPAK)しか戦闘に参加できず、数的に不利なため、ドイツ軍はじっと我慢。ソ連軍は、我が世の春とばかりに、前進してきます。一発触発の状況です。

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第6ターン、先鋒部隊が、左翼に展開した対戦車部隊の射程に入ったところで、迎撃可能な全砲門が火を噴きます。ヘッツァー2輌の臨機射撃とPAK5門の長距離射撃で、T34の3輌が撃破されます。中央の3号突撃砲も射撃位置につき、続くターンもイニシアチブを取ったドイツ軍が、ダブルファイヤーでさらにT34の3輌を撃破!

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これに対し、ソ連軍は行進間射撃をしながら(88mmPAK1門が混乱状態に)、一斉に西にフェイジングします。これにより、ドイツ軍の大半のユニットは、T34を貫通できなくなります(ドイツ軍の貫通力は3~4、T34の正面装甲値は2)。

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第8ターン、優位に立ったソ連軍は完全停止射撃で、PAKの排除を試みますが・・・ああ、12輌の全弾がはずれ!逆に、反撃で2輌を失います。ここを先途と、ドイツ軍は駆逐戦車を移動させ、射撃準備を整えます。

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第9ターン、がっちりとイニシアチブを取ったドイツ軍は、正面と側面から、全力射撃!T34の3輌が撃破されます。ソ連軍は、再び、PAKを狙いますが、88mmPAK1門を混乱状態にするに止まります。

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激しい射撃の応酬は、第10ターンも続きます。さすがのドイツ軍の射撃drも翳りが見え、両軍とも撃破までいきません。ここで、一気に勝負をつけるべく、ドイツ軍は再び、駆逐戦車を突進させ、賭に出ます。が、しかし・・・。

ここ一番でイニシアチブを取ったのは、ソ連軍でした(1/6の確率)。突進してくるファシストのAFVに冷静に照準をすると、近距離から徹甲弾!あっという間に、三号突撃砲2輌を撃破します。さらに、行進間射撃の後のオーバーランで、歩兵1ユニットを撃破!ドイツ軍も必死の反撃で、T34の1輌を破壊しますが、ここに来て数の少なさが、影響を及ぼし始めます。

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第12~13ターンは、混戦になり、被害が拡大します。ドイツ軍がPAKとヘッツァーの射撃で敵2輌を屠れば、ソ連軍も反撃で、最後の88mmPAKと歩兵を撃破。時間のないソ連軍がやむを得ず行進間射撃をしながら前進してきたため、すかさず、SU85の1輌を撃破するものの、第13ターンは二度目のイニシアチブを奪われ、頼りのヘッツァー1輌が炎上!これで、ソ連軍は、わずかに4輌を残すのみ。ドイツ軍も、PAK3門が健在ながら、駆逐戦車はヘッツァー1輌だけ。

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あと、時間切れまで2ターンに迫ったソ連軍は、ここでD盤への突進を図ります。ドイツ軍は、最後の希望-75mmPAKの長距離射撃(確率1/6)に賭けましたが・・・惜しくも外れ。駆逐戦車ヘッツァーが、かろうじてT34の1輌の破壊に成功したものの、SU85の2輌とT34の1輌の突進を許し、ジ・エンド。勝利条件を満たしたソ連軍の辛勝となりました。

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肝心なところで、イニシアチブを取られたとはいえ、ドイツ軍の作戦とdrは良好で、後一歩のところまで来ていました。もっとも、ソ連軍の榴弾攻撃(対戦車砲攻撃)が酷かったことも確かで(22発撃って、1ユニットも撃破できず)、そう考えると、やはりバランスはソ連軍に有利と言えそうです。

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