古き良き時代の惑星探検もの~生物調査船パンドラ号の航海(T誌付録)

「今月のソロプレイ」は、このところ、マイブームのSF級に合わせて、「生物調査船パンドラ号の航海」(T誌付録)です。旧SPIから発売され、月刊タクティクス誌の付録になりました。姉妹編の「パンドラ号の遭難」はプレイしたことはありましたが(閉鎖的な船内で危険な標本生物が事故で目覚めた!映画「エイリアン」ばりの設定)、こちらは未プレイでした。人類による外宇宙探索を描いた宇宙探検もので、スタートレックやキャプテンウルトラなど、古き良き時代の冒険SFの薫りがプンプンします。

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パラグラフ201
「艤装完了。最終点検完了。クレイトン星系のワトキンス記念探検査地を今、パンドラ号出航する。FTL推進機関がうなりを上げ、船は調査宙域へ。そして最初の調査地である未知の惑星へと舳先を向ける・・・」

あの時代のSFで育った世代には、たまらないフレーズでしょう!

このゲームの最大の特徴は、ソロプレイ用(!)ということです。マイナー戦線ちはら会でも、これなら胸を張ってプレイできます(笑い)。ベースは、パラグラフ形式のゲームブック。プレイヤーはパンドラ号の船長となり、数々の惑星を探査し、未知の生物を捕獲し、期間内にワトキンス記念探検査地へと帰還しなければなりません。探査した惑星の数や生物捕獲数、隊員の生命や探査機器の消耗具合などで、VPを獲得・喪失し、総VPで任務の正否が決まります。

期間数の2倍以上のVPを獲得すれば勝利ですが、これがかなり難しい!せっかく、惑星に降りても、何も見つからなかったり、火山の爆発で探検隊が全滅したりと、一筋縄ではいきません。かなり、ゲームへの慣れと幸運が必要です。

ゲームブック仕様ながら、幸い、パラグラフのランダム性が強く、選択肢も多いので、数回のプレイでは、底は見えません。反面、序盤にdrが偏ると、「どうしろっていうんだァ~」と叫びたくなることもありますが、そんな時は気を取り直して、やり直しましょう。対戦じゃないんだから、ソロならいつでも、やり直せるさ!(笑い)。

というわけで、数回の練習(に結果的になってしまった、笑い) の後に、30ヶ月の探検キャンペーンをソロプレイしてみました。リプレイは、航海日誌風です。

<2ヶ月目>惑星Mephisto

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生物調査任務長距離航行船パンドラ号が、ワトキンス記念探検査地を出港して2ヶ月目、はじめの調査惑星Mephistoへ到着した。惑星Mephistoの環境は、以下の通りである。
[重力]地球並 [大気]有毒 [水界]0% [火山活動]活発 [生命維持度LS]5 [気候]砂漠

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衛星軌道上からの観察の結果、生物が生息する可能性があると判断した船長は、武器担当官(WO)と医療担当官(MedO)を中心にした探検隊を組織し、シャトルで地表に派遣した。

パラグラフ118
「シャトルは、冷え切って荒れた地面に着陸した。西の活火山からは、厚い溶岩が大量に噴出している。探検隊をディスプレイに置き、降下ヘクスを探検せよ。」

探検隊は、シャトル着陸点の周辺から探索を開始したが、地表は周回軌道上から見る以上に、乾燥しており、熱と溶岩と砂漠の世界だった。地震によって生じたと思われる地割れや溶岩が冷え固まった荒れ地を、数日にわたって調査したが、流れ出す溶岩と、時折、襲う震度6以上の地震以外に、動くものは全くなかった。それでも、生命の痕跡を求めて、西の山地へもRover(探検車)を走らせたが、悲劇は、流化溶岩のすぐ側で起こった。

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パラグラフ038
「突然、火山活動が活発化し、噴出したマグマが探検隊を襲う。高熱と火の海により、探検隊は耐久力12点分を失う。探検車を使っていたら、故障してしまう。」

船外作業服のおかげで、最悪の事態は免れたが、WOが5ヒットとMedOが1ヒットを受けてしまう。さらに、Roverも故障。探検隊は、全ての装備を放棄し、重傷を負ったWOをMedOが介護しながら、徒歩でかろうじてシャトルへたどり着いた。

幸い、医療キットがあったおかげで、22時間後には二人とも体力を回復。乏しくなった探検物資を気にしながら、不屈のWOとMedOは、最後の探検に出たが、二人を再度、強い地震が襲った。

パラグラフ038
「探検隊は、強い地震に見舞われた。サイコロを2つ振った目と同数の損害を被る。」

震度7を越える大地震により、探検隊は9ダメージを被災。ともに、負傷した二人は、這々の体でシャトルに這い戻り、かろうじて衛星軌道上のパンドラ号に帰還することに成功した。二人が完全に回復するまで、パンドラ号での治療は、2ヶ月を要した。

[惑星Mephistoの探査終了後のVP] ±0VP
 未知の惑星の探査 +1VP
 探検車1台の喪失 -1VP

<6ヶ月目>惑星Mezo

パンドラ号が全く成果のなかった惑星Mephistoを後にし、新たな調査惑星Mezoに到達したのは、出発から6ヶ月目のことである。惑星Mezoの環境は、以下の通りである。
[重力]強い [大気]希薄 [水界]25% [火山活動]不活発 [生命維持度LS]3 [気候]寒冷

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本人たちからの強い要望を受け、船長は、再び、WOとMedOを中心にした探検隊を組織し、シャトルで地表に派遣した。

パラグラフ117 Decapus
「シャトルは、冷え切って荒れた地面に着陸した。はるか東より延びる氷河は、降下地点手前の小さな丘に阻まれている。全ての異星人の都市は、永久氷として扱うこと。」

今度こそはと、勢い込んで探査をはじめたチームだったが、Mezoは氷に追われた冷徹な惑星だった。行けども行けども眼下に広がるのは、永久凍土ばかり。重力が強いため、探検物資の消費も早く、何の成果もないままに、丸々、二日間が過ぎた。ここも不毛の土地かとあきらめかけた3日目、それは突然、探検隊に襲いかかった。

パラグラフ142 Decapus 知能5/攻撃力7/好戦性6/移動力2
「たくさんの触手を持ったオレンジ色の肉食獣が、突如、探検隊の前に姿を現した。奇襲されたら、戦闘結果表の欄を左に2つずらして戦闘せよ。」

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謎の生物の接触は、奇襲になった。スキャナーも反応できない急襲を受け、長時間の活動で緊張の糸が切れかけていた探索隊は、必死に身を守ることしかできなかった。一方的な攻撃の結果は、最悪の戦闘結果E!
「殺すことに失敗して、生物に逃げられ、損害8を被った」

先頭に立っていたWOが4ヒットを受け、多くの探検物資(8ポイント)を消費した。幸い、命に別状はなかったので、WOはシャトルに戻り、MedOの治療を受け、5時間後には回復した。

結果的にはよいことはないように思われたが、探検隊の意識は全く違った。この惑星に大型の生物がいることが判明したのである。これまでただ、無為な時間を過ごしてきたチームにとって、はじめて接触に成功した地球外生命体であり、傷を残し逃げ去った生物には、Decapusの名がつけられた。

意気の上がった探検隊は、残り時間のぎりぎりまで探査を続けた。二台目のRoverを駆る探検隊が2つ目の生物に接触したのは、ファーストコンタクトから28時間後だった。

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パラグラフ151 Urasamax 知能8/攻撃力5/好戦性9/移動力5
「探検隊は熊に似た大型の8本脚の生物に遭遇した。密生した体毛が猛々しく逆立っている。」

今度はスキャナーが即座に反応し、生物の接近を告げた。捕獲の準備を整えた探検隊は、麻痺爆弾Stunbombを炸裂させ、生物の自由を奪った。それでなお、生物は対抗したが(ダメージ1)、WOの機敏な動作により、エネルギー檻E-Cage内に押し込めることに成功した(戦闘結果A)。

探索を終え、パンドラ号に戻った隊員たちは、この生物を標本室に移し、冷凍保存をした。すぐさま、科学担当官SOが調査を行い、全く未知の生態系であることが判明したのである(ボーナス+2VP)。この生物には、Urasamaxの名がつけられた。

[惑星Mezoの探査終了後のVP] +6VP
ここまでの合計   ±0VP
 未知の惑星の探査 +1VP
 Decapusの発見    +1VP
 Urasamaxの捕獲  +4VP

<9ヶ月目>惑星Picole

初の生物捕獲と生物学上の新発見に意気の上がるパンドラ号クルーは、次の調査惑星に舵を向けた。パンドラ号が次の調査惑星Picoleに到達したのは、出発から9ヶ月目のことである。

[重力]大変弱い [大気]有毒 [水界]25% [火山活動]不活発 [生命維持度LS]3 [気候]寒冷

「シャトルは荒れ果てた丘陵の連なる不毛の荒野に着陸した。西方には山々がそびえている。」

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重力が弱いためシャトル積載量が増加した探検隊は、2名の隊員と2台のロボット、装甲作業服を含む、大量の機材や探検物資を地表に送り込み、探査を開始した。山地の洞窟に脚を踏み入れた探検隊は、わずか半日後には新種の生物に遭遇した。

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生物Oraloid 知能5/攻撃力7/好戦性4/移動力9
「探検隊は、身長2フィートのヒューマノイドに遭遇した。顎は蝶番式になっておらず、口は見た目の大きさの2倍に広げられる。口の中には鋭く尖った突起物と歯が二列に並んでいる。」
「オーラロイドは金属が好きで、(中略)ロボット(一体)が犠牲となってしまう。接触方針を決めよ。ネットガンは、この生物には無力だ。」

いきなり、同行していた偵察ロボットがOraloidに「食べられて」しまうが、WOと標本生物用ロボットの攻撃により、捕獲に成功した(戦闘結果B)。WOがやや深い傷(4ヒット)を負ったが、シャトルへ戻り、8時間近くの治療で回復した。その後も、探検隊は山岳地帯で順調に調査を続け、無傷で2種類の生物の捕獲に成功した。

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生物Armeetle 知能4/攻撃力4/好戦性1/移動力4
「探検隊は穴を掘る大きな昆虫を発見した。背中の厚い甲羅の前には、麻痺爆弾や偵察ロボット、標本用ロボットは無力であった。」
「生物は簡単に捕まった。この生物の能力修整のうち、正の値をとるものを合計した数と同じ時間を費やした。戦闘の必要はない。」

生物Paraboid 知能6/攻撃力1/好戦性9/移動力7
「直径1フィート程のアメーバ状生物が、探検隊の側を漂っている。」戦闘結果Aで捕獲。

ここまでは極めて順調な調査活動だったが、好事魔多し。不幸は、突然に訪れた。

パラグラフ166
「重力が大変弱かったら、不注意から隊員たちが左へ吹っ飛んでしまう。サイコロを2つ振れ。その値が探検隊の負う損害である。」

ダメージは6と少なめだったが、補給物資が少なくなっていたので、報告ロボットと装甲作業服が破壊された。隊員に、被害が出なかったのが幸いだった。

探検隊は、なおも走査を続け、新たに3種類の生物を発見や捕獲した。その中には、惜しくも逃したが、Drada(ボーナス+5VPだった!)や、雪の怪獣Abomindの姿もあった。

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生物Drada 知能11/攻撃力4/好戦性2/移動力9
「広げると30フィートもある翼を持った、とかげのような生物が探検隊を襲った。」

生物Abomind  知能9/攻撃力5/好戦性3/移動10
「白い毛に覆われた生物が荒々しく跳躍し、静寂を破った。大きく長い脚で、疾風のごとく駆けてくる。」

まさに、新生物の宝庫となった惑星Picoleだったが、捜索終了間際に、再び、探検隊を悲劇が襲った。不注意による横転!(パラグラフ166)ダメージは、まさかの10!

「探索車を使っていたら、真っ先にこれが損害を負う。」
「隊員が船外作業服を着ていたら、損害は全て、隊員の耐久力の低下になる。この方法で耐久力が低下した隊員の船外作業服は故障してしまう。」

先の損害で、装甲作業服を失っていたWOは、ダメージをまともに受けることになった。高速で疾走するRoverから放り出された彼は、首の骨を折る致命傷を負って、異星の地に息絶えた。さらに、残り少なくなった補給物資から、4ポイントが失われた。

生き残ったロボットたちは、プログラムに従って、なおもMirroflyの捕獲をし、シャトルに帰還した。のべ6種類の新生物を発見・捕獲した調査は、任務としては大成功だったが、初の犠牲者を出してしまったことで、この成果はかすんでしまったのである。

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[惑星Picoleの探査終了後のVP] +5VP
ここまでの合計    ±6VP
 未知の惑星の探査  +1VP
 Dradaの発見      +1VP
 Oraloid/Armeetle/Paraboid/Abomind/Mirroflyの捕獲 +10VP
 探検車1台の喪失  -1VP
ロボット2台の喪失  -2VP
WOの死亡   -10VP

以後、パンドラ号は、距離の近い順に、次々と調査を進めた。各惑星では、最低1種類の生物を発見または捕獲に成功したが、さらに不幸な犠牲者を出すことになった。結果のみを、略記する。

<11ヶ月目>惑星Opolo 累計VP:-1

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重力強大かつ有毒な大気により、生命維持度が4という、劣悪な環境の惑星。装甲作業服を着た地表調査担当官GSOとロボットによる、調査を行った。開始早々に、湿原で水陸両生類Allidon(+2VP)の捕獲に成功したが、その後は接触はなし。

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40時間目に、腐食性の大気により、ロボットの装甲が浸食され、機能不全のおそれが発覚。やむを得ず、GSOが単独で調査を続けるが、4日目も終わろうとした頃、鋭い角を持つ四脚獣Glosper(+1VP)の奇襲を受け、全身を切り刻まれて、死亡してしまう(-10VP)。残ったロボットがシャトルを操作し、パンドラ号に帰還したが、相次ぐ同僚の死に、クルーの気持ちは深く傷ついていた。パンドラ号の航海は、間もなく1年を迎えようとしていた。

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<14ヶ月目>惑星Korkran 累計VP:+8VP

亡くなった2人のためにも、なんとしてもこの任務をやり遂げる-悲しみを乗り越えて、パンドラ号は、惑星Korkran へ向かった。あまりにも厳しかったOpoloとはうって変わって、地球並の重力と大気状態、豊富な水量と、生命に最適の環境が、クルーたちを持っていた。衛星軌道からの質量調査により、地下に巨大な洞窟が広がっていることが確認され、スキャナーや登山キット、豊富な補給物資など、各種の装備を整えた徒歩探検隊が降下した。

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開始から24時間後に、地下洞窟内でウサギに似た哺乳類Radrod(+1VP)を発見。さらに、立て続けに、小型の肉食芋虫Promite(+2VP)の捕獲に成功した。2日目途中からは、地上での調査に切り替えたが、草食動物Docidon(+1VP)を調査中に、これを追跡していた肉食獣Acracat(+4VP)に遭遇、多少の損害を受けるものの、この捕獲にも成功した。残り時間が少なくなったため、全隊員による走査に切り替え、シャトルを空にした。タイミング悪く、金属食昆虫の大群に襲われたが、警報により帰還し、磁気反発場を発生させて、事なきを得た。隊員・ロボットに大きな損害はなく、久しぶりの大量捕獲に、クルーの士気も回復した。

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<18ヶ月目>惑星Paleo 累計VP:+10VP
 
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楽園のような惑星Korkranから一転し、強い重力に、腐食性の大気、活発な火山と、Paleoは、かなり厳しい環境にあった。パンドラ号は、科学担当官SOとロボットの少数チームを派遣したが、3日間で4回に及ぶ大地震と、ロボットを腐食させる有毒な大気により、ほとんど調査ははかどらなかった。帰還寸前にシャトルの側で、SOが巨大な珪素系生物Crusher(+1VP)に襲われたが、装甲作業服のおかげで致命傷にならずに、どうにかパンドラ号への帰還を果たした。

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<21ヶ月目>惑星New Alto 累計VP:+16VP

残りの調査対象惑星は、3つ。パンドラ号のクルーたちは、最後までやり抜く決意を固めていた。6つ目の惑星New Altoは、地球とよく似た水の惑星だった。シャトルは、人工的な建造物が見つかった海洋へ突入した。はじめに接触をしたのは、ヒューマノイドの水棲生物Aquan(+1VP)だった。明らかに知能を持つと思われ、科学担当官SOが平和的な交渉を開始した。友好的な交渉により、SOはAquanの幼生(+2VP)をシャトルに持ち帰ることに成功した。

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探検隊は、続いて、異星人の建築物に向かったが、この途中で、触手を持つ肉食獣Decapus(+2VP)に遭遇した。SOが、多少の傷を負ったものの(4ヒット)、この捕獲に成功した。一端、シャトルに戻り、態勢を整えた一行は、本命の建築物へ向かったが、度重なる揺れが探検隊を襲った。装甲作業服のおかげで、犠牲者を出すことは避けられたが、24時間弱に3度の大地震(!)により、建築物を直前にして、引き返さざるをえない状況が続いた。結局、補給物資が底をつき、建築物の探査はできないまま、船長の命令で、パンドラ号への帰還したのだった。

<23ヶ月目>惑星Suwathe 累計VP:+19VP

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パンドラ号の航海は、丸2年を迎えた。次に向かったSuwatheは、またもや厳しい環境の惑星だった。強い重力、腐食性の大気、活発な火山活動と、これだけでも多くの危険が予測されたが、船長は短時間の調査を条件に、探検を許可した。が、案の定、活火山の至近での調査は困難を極め、時間だけが過ぎていった。途中、何度も大小の地震に襲われ、野外よりもシャトル内で過ごすことの方が長くなる日もあったが、物資の切れるギリギリまで、探検隊は調査を進めた。その甲斐あって、2日目に骨格を持つ蝶の亜種Omifly(+2VP)の捕獲に成功した。腐食性の大気により、損傷したロボットの修理後(1ヶ月)、パンドラ号は最後の未踏査惑星に向かった。

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<25ヶ月目>惑星Birss 累計VP:+26VP

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パンドラ号が、惑星Birssに到達したのは、期限までギリギリの25ヶ月目だった。大気なし、水界なし、活発な火山活動と、灼熱の溶岩に覆われた惑星だった。重力が弱いことだけが利点であり、この不毛の地に、パンドラ号は2名の隊員と2台のロボット、探検車を降下させた。しばらくは、無人の野を進んでいたが、3日目の午前中に、探索車は沸き立つ溶岩の傍らで、大型の翼竜Drada(+7!)に遭遇。標本用ロボットと麻痺爆弾の使用により、最低限の損害(戦闘結果A)でこの捕獲に成功した。が、その後は、全く接触がなく、度重なる地震と溶岩の噴出で、Roverと多くの装備を失い、SOが軽傷を負ったため(2ヒット)、探査を終了した。ここに、パンドラ号の全調査が終了した。

<31ヶ月目>パンドラ号の帰還 累計VP:+20VP

期限までゆとりのないパンドラ号は、SOの治療もそこそこに、基地への帰路についた。ここまで完全に機能を果たしたFTL(超高速航行)システムだったが、長期の酷使が祟り、星間ジャンプ中に不安定な状況に陥った(星間航行イベント-パラグラフ044)。極めて危険な状況であったが、保守整備担当官MntOの不眠不休の努力により、危機は回避された(知能チェックに成功!)。標本生物を満載したパンドラ号とそのクルーたちが、クレイトン星系のワトキンス記念探検査地に姿を現したのは、予定から1ヶ月遅れの31ヶ月目であった。

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「パンドラ号船長 航海日誌」 最後のページより

こうして、生物調査任務長距離航行船パンドラ号の旅は、終わった。残念ながら、当初の目標には届かなかったが、30ヶ月の苦闘の末、探査可能な8惑星を調査し、12の新種の生物を持ち帰ることができた。この発見は、人類にとって、大きな貢献をなすであろう。

最後に、尊い命を捧げた2名の隊員に、心から哀悼の意を表明する。常に探検隊の先頭を歩み続けた武器担当官WOと地表調査担当官GSO、君たちの活躍と献身を、我々は決して忘れない。心静かに眠り給うことを・・・。

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この記事へのコメント

うおP
2008年11月11日 00:29
これこそMitsuさんの真骨頂!といえるAAR、楽しませていただきました。
プレイ時間はどのくらいかかりましたか?
mitsu
2008年11月11日 23:06
>これこそMitsuさんの真骨頂!といえるAAR、楽しませていただきました。

どうもありがとう!でも、やっぱり、「真骨頂」がソロなんだな~(笑い)。

プレイ時間は、結構かかります。記録を取りながら、3日に分けて、ちまちまだったので、のべで7~8時間くらいかな。リプレイでなければ、フルキャンペーン(30ヶ月)で、5~6時間でしょう(あと、10ヶ月と20ヶ月のシナリオもあり)。

条件提示のランダム・パラグラフのため、「スカ」パラグラフが多いので、冗長な調査になる時もあります(いわゆるワークが多い)。いっそ、RPG化にすれば、楽しめそうです(複数プレイヤーで、マスターがパラグラフを見て、結果を調整)。

ちなみに、今回は登場できませんでしたが、異星人の「オーパーツ」とか、オーヴァーテクノロジーの遺跡とか、傑作RPGトラベラーを彷彿とさせる場面もあります。
サッパリ妖精
2010年05月06日 10:21
mitsu さん、はじめまして。(^.^)

パンドラ号の航海のリプレイ記事を検索して、辿り着きました。
このゲームのリプレイ記事って、意外と少ないので、
とても、参考になりました。
mitsuさんの手作りのチャート類が、プレイしやすそうで、いいですね。

この記事を読んで、面白そうなので、さっそく、ヤフオクにて、T誌を購入。
しかし、ヤフオクのゲーム部門は、実に、バブリーな値段ですねぇ。(-_-;

簡単そうで、意外と複雑なルールと格闘ちうに、年代もののT誌が
分解してきてしまいました。
このままでは、ゲームをプレイする頃には、本が、バラバラに…
仕方なくコピーして作業することに。
まあ、かれこれ、25年前の雑誌ですからねぇ。(^_^;

テストプレイをしてみたのですが、上陸部隊の編成が、
キモになる印象が、あります。
物資を沢山持っていかないと、物資チェックが、かなりキツイ。
ロボットは、壊される為に、同伴させているような…(^.^;
重力が大きい惑星は、確かに、
”どうしろっていうんだぁ~!”ですね。(^_^;

で、いきなり来て、お願いなのですが…
画像からすると、mitsuさんは、オリジナルのユニットをお持ちの様なので、
異星の産物のVPを教えて頂きたいのです。

T誌では、ユニットの裏の情報が、中途半端にしか、判らないのですょ。
表裏のあるユニットの時は、裏面のコピーも、載せて欲しかったです。(T-T)

では、これからも、楽しいリプレイ記事を、期待しています。

mitsu
2010年05月06日 22:49
サッパリ妖精さん、こんばんは。こんな2年前の記事に目をとめていただき、どうもです。

>テストプレイをしてみたのですが、上陸部隊の編成が、キモになる印象が、あります。物資を沢山持っていかないと、物資チェックが、かなりキツイ。

そうなんです。物資があれば、ダメージ吸収にもなるので、装備を減らしても確保した方がいいですね。

そういった意味では、携帯が制限される強重力惑星は、思い切って、パスしてもいいかも・・・。その分、重力が弱い惑星で、フルに探検した方が、効率がよいようです。

けっこう、手間がかかるので、30ヶ月キャンペーンが終わるとぐったりしますが(笑い)、のど元過ぎると無性にプレイしたくなったりします。

妖精さんの探索に、幸多いことを・・・。

オーパーツ類のVPは、以下の通りです。
004 Living Structure 6VP
006 Alien Weapon 5VP
030 Globe 5VP
036 Sculrture 6VP
042 名前なし 5VP

サッパリ妖精
2010年05月07日 08:37
早速のご返事、ありがとうございます。(_ _)
とっても、助かりました。
ゲーマー同士で、ゲームの情報が、簡単に、やり取り出来るようになるとは、
本当に、いい時代になりましたね。

おお。オーパーツ類のVPは、結構、大きいですね。
見つけられれば、かなりの収穫!

名前なしは、どうも誤植の様で、T誌のP69では、"Egg"となっています。
卵なのに、生物扱いではないのですね。
SF的には、孵化して、暴れる危険がありそうですが…(^.^;
ご参考まで。

ブラディなパラグラフのおかげで、未だに、生物を捕獲できていません。

テスト1回目では、偵察ロボットが、金属好きの某生物に、
いきなり、食われてしまい…
ロボットだけのパーティだったので、さようなら…(T-T)

テスト2回目には、折角、見つけた某生物は、
捕獲の為には、E-cageが、2つ必要…
2つは、持ってないょ~!(^0^;

などと、ルール無用!な探検になっています。(笑)
mitsu
2010年05月07日 23:46
このゲーム、かなり、難易度を高く設定しているように、思います。だいたいが痛い目にあって、または、惜しいところで取り逃がして、対策を覚えていくんですよね~。届きそうで届かないあたりが、やめられない理由かも知れません。

10回弱、プレイしたかと思いますが、VPを達成できた任務は、一度しかありませんでした(笑い)。デザイナーがそこまで意図したかどうかはわかりませんが、うまくできてますね~。
サッパリ妖精
2010年05月30日 00:39
こんにちは。

生物の捕獲に、成功しました! やっと…(^_^;
それで、VPの計算のルールを確認ました。

生物に関するVPの計算のルールだと、
”生物の能力が、1つ明らかになる度に、
1点を獲得します。”とあります。

とすると、生物には、4つの能力があるので、
を捕獲して、パンドラ号まで持ち帰り、
さらに、SOが、健在であれば、時間消費なしに、
最低でも、5VPを得ることが、できますよね。

そこで、気になるのが、mituさんのリプレイ記事。
読むと、これを2VPで、計算されている様な…
12の生物を捕獲しているので、実際は、36VP追加で、
かなり、良い感じの探検だったのでは?

任務期間10ヶ月であれば、VPのマイナス
要素も考慮して、
”5種類の生物捕獲!”
を、目標に探検をすると良さそうですよね。

もしかして、私のルールの理解不足だったら、
ごめんなさい。(^.^;

しかし、”ワークが多いゲーム"というのが、
良く判りました。
だから、生物との遭遇が、感動的なのかも。(^-^;

mitsu
2010年05月30日 20:17
おお、ご指摘の通り、生物1つにつき、4VPの獲得でした。ということは、20+36VPで、累計は56VP。勝利条件が期間の2倍の60VPですから、あと1匹、発見していれば、勝利でしたね。惜しかった!

なんだか、急にSF級がしたくなってきました(笑い)。
サッパリ妖精
2010年06月25日 00:26
こんにちは。

相変わらず、懲りずに(笑)、プレイしています。
システムにも、大分慣れてきて、負けない戦い?が、
できるようになってきました。

しかし、また、分からないことが…(^.^;

装具のうち、故障せずに、壊れてしまうものは、
どれでしょう?
裏に、何も書いていない装具のようなのですが、
T誌のユニット裏の情報不足で、これまた、
どれなのか、判りません。(T-T)

mituさん、どうぞ、よろしくお願いします。

最近、一番、怖いのは、
物資チェックの際の、サイの目の1です。(^.^;
mitsu
2010年07月04日 00:54
最近、プレイしていないので、あいまいですが・・・

>装具のうち、故障せずに、壊れてしまうものは、どれでしょう?
裏に、何も書いていない装具のようなのですが

その解釈でよいかと思います。

それにしても、二月近くもプレイされ続けている、ソロアイテムって、幸せでしょうね。
サッパリ妖精
2010年07月04日 11:43
こんにちは。

2ヶ月といっても、広げたまま、空いた時間に
プレイしているという感じです。あはは。

ああ、私の書き方が、悪かったですね。(^-^;

オリジナルのユニットではなく、T誌の付録で、
プレイをしているので、どの装具の裏が、
何も書いていないのか自体が、判らないのです。
オーパーツのVPが、判らなかったのと、
同じ状況ですね。
後に出版されたT誌で、情報が追加されてる
のかなぁ…(^_^;

お手数ですが、今度、プレイしたときにでも、
確認して、教えていただければ、幸いです。

実は、最近、チェコフ(保守整備担当官)と、
ツールキットをマストアイテムとして、
損害を装具の故障で吸収して、
探検時間3Hで、修理するという技を、使っています。
こうすると、物資の節約ができて、かなり長く、
探検することができます。
なので、故障させていいのかどうかが、判らないのが、
結構、致命的だったりする訳です。

あと、ルールで、判らないのは、物資チェックで、
物資が足りなくなったとき、1物資の不足が、
損害1と等価のダメージになるかどうかという
ところでしょうか?

このゲームですが、パラグラフの*マークの分岐や、
生物の能力修正値など、ソロでは、秘匿できない情報が
多いので、mitsu さんが、書かれているように、
実際は、ゲームマスターがいたほうが、より楽しめる
ゲームだと思います。

それなりに、やり込むことができたので、
そろそろ、次にプレイするアイテムを、物色ちうです。
タイタン・ストライクなんて、どうでしょう?(^.^)
サッパリ妖精
2010年07月04日 12:25
訂正です。

チェコフじゃなくて、チャーリーでした。
トレッカーに、怒られてしまいますね。(^_^;

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