第9回ちはら会レポート~バルバロッサの場合(タクテクス付録)!!

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「『バルバロッサ』をヤフオクで手に入れたので、やりません?」
盟友の小弓御所さんの一言で、今回の対戦が実現!絶版雑誌の付録、重量感あるルール、相手が必要なシングルブラインドと、普及率の割りには、もっともプレイされなかった、このマイナーアイテムを、プレイしました。おそらく、一生に一度、できればともうけものと考えていたのですが、中身はきわめてまっとうな「バルバロッサ」でした。誤解をおそれずに、例えるならば、「モスクワ電撃戦」(SS)に、「ドイッチェラント・ウンター・ゲルト」(GJ)の生産ルールが加わった感じかと。

詳しいAARは、ウェブアルバムをご覧ください。
http://webryalbum.biglobe.ne.jp/myalbum/1004248002c84ac42036d3f7242ffab118c63f430/43751948200893211

イメージは、最終ターンのドイツ軍マップ。中央軍集団は、冬季反攻を逃れて、スモレンスク近郊まで、作戦的後退。北方軍集団は、レニングラード包囲戦。南方軍集団は、クライスト率いる第1装甲集団がハリコフに突入し、猛烈な防衛戦を継続中。ドイツ軍の兵站確保が早いか、ソ連軍の冬季反攻が成功するかの瀬戸際。

戦後のブリーフィングでは、軍事的に敗北したものの、ドイツ軍は十二分に戦力を温存していたので、もう少し損害覚悟で、赤軍を磨り減らして、勝利条件の都市に肉薄する必要がありそうだと、なりました。一方、9月(!)に一度、モスクワの陥落、一歩手前までいったソ連軍は、完全に戦線を引くのではなくて、スモレンスク周辺で消耗覚悟で時間を稼ぐ必要があったと、確認しました(まさに、ヒストリカル)。9月が泥濘でなかったら、または、8月の対独戦時レベルが上昇しなかったら、モスクワは陥落していたかも知れません。逆に、10月が晴天でなかったら、または、第1装甲集団のように、ドイツ軍が補給切れ覚悟で途出していたら、ソ連軍の猛反撃で中央軍集団は半壊していたかも知れません。

山崎氏の初期の作品(デビュー作)らしく、手堅く歴史的な再現性に力を入れていますが、ドイツ軍には、どのくらいの敵がいるのかという不安と、強力な装甲戦力のテクニカルな機動戦で敵を撃破していく楽しみ(苦しみ?)があります。対するソ連軍は、敵ZOCからの離脱禁止や乏しい作戦能力など制限は多いですが、無尽蔵に出てくる大増援(今回の6月の動員は96個師団!)や、一方的に情報を得たものだけができる、奇襲や決戦場の設定が醍醐味です。天候や対独戦時レベルなどのランダム性も効果的(劇的)で、十分に史実の雰囲気を楽しめました。

慣れないと手間がかかること(今回は約4時間)と、戦略フェイズはほとんどソロプレイ状態なことを除けば、優れた「教育的」ゲームです。できれば、予定倒れに終わった、幻の「冬季反攻」シナリオも手にしたくなりました。いずれにせよ、サマリーも作ったので、ご希望の方がいれば、インスト&対戦をします。

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