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zoom RSS 歴史の扉を叩く、バルジの古典!〜Battle for the Ardennes(HJ)サンビット・シ

<<   作成日時 : 2011/10/10 19:47   >>

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先日のmitsuの本命が、「Battle for the Ardennes」(HJ/サンセット)でした。バルジの鉄人ことダニー・パーカーが初めて作ったバルジ・キャンペーンで、伝説のSPIからクワドリ(4組)として、発売されました。日本でもTactics誌に3作目までが掲載されたのですが、キャンペーンは載らずじまい。

数年前にサンセット・ゲームズから再版されたのを機に、いつか、キャンペーンをと狙っています。今回は、その第一弾として、シナリオ「サンビット」をkawaさんとプレイすることにしました。季節も、これからタイムリーな冬ですし・・・(笑い)。

コンポーネントは、HJ版のものに、オリジナルマーカーを加えたものを使用しました。便利なチャートなどは、サンセット版を使っています。陣営は、mitsuがドイツ軍で、kawaさんがアメリカ軍です。

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第1ターン、ドイツ軍は移動ができないので、お約束の2箇所に加え、#1720の歩兵連隊に攻撃をかけます。中央部の騎兵大隊は7:1で壊滅、シューネアイフェル高地の第99歩兵師団の1個連隊は、「−/1」で後退をします。ダメ元の#1720への攻撃は効果なし。

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連合軍は、唯一、移動可能な騎兵を東進させ、サンビット前面を固めます。

第2ターン、ドイツ軍は主力をシューネアイフェル高地にぶつけます。第1及び第12SS装甲師団を投入した攻撃で、#1420の歩兵連隊をステップロスさせ、#1321の敵をエルゼンボルン手前まで後退させます。

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まだ、非機械化部隊が移動できない連合軍は、悩みに悩んだ末、第9機甲師団の連隊戦闘団をサンビットにスタックさせます。が、これは、失敗でした。

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第3ターン、中央の回廊が空いたドイツ軍は、ここからパイパー及びスコッルツィニー戦闘団を突進させ、エルゼンボルンを強襲します。守るのは、逃げ遅れた砲兵のみ!これを9:1攻撃で殲滅すると、戦闘後前進で3個連隊相当が北上し、丸々5個連隊を包囲してしまいます(この5個連隊は、ゲーム終了まで孤立状態となり、無力化されます)。

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さらに、サンビット前面では、第116装甲師団が敵砲兵と偵察中隊を蹂躙し、市街地へと迫ります。

勢いは乗り移るのか、戦線後方へ降下したハイト空挺団も集結に成功し、連合軍の中央への増援を妨げます。

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連合軍は、増援と後方予備を行軍モードで注ぎ込んで、幹線道路を抑えるのがやっとです。

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第4ターン、ドイツ軍は、開いた中央部から部隊を西進させ、エルゼンボルン後方の森林からアンブレーブ川沿いに迫ります。一方、サンビットには、第116装甲師団が強襲をかけ、engとなります。

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連合軍は、包囲の危険があるサンビットから撤収し、工兵による塹壕建築などで、戦線を再構築します。

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第5ターン、ドイツ軍は焦点となる北で、巧みな機動を行い、#1715の1個連隊強に包囲攻撃を行いましたが、これは「−/1」と低調で自軍のいる後方へ退却させたのみ。やむを得ず、戦闘後前進で西進を行い、プレッシャーをかけます。

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連合軍はここで、はじめての限定反撃を実施します。部隊を包囲している、にっくきハイト部隊に対し、砲兵も注ぎ込んで最高比率の攻撃を実施。が、結果は「1/E」と、味方にも損害が出ます。

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第6ターン、北がダメなら西へと、ドイツ軍は攻撃の矛先をマルメディ近郊に向けます。包囲を避けるために、前ターンにマルメディから撤収していた#1513の歩兵連隊に対し、第1及び第12SS 装甲師団による9:1攻撃をかけ、「−/2」で退却させます。戦闘後前進でSSが突進し、ベルニスター森林を突破します。

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サンビット方面でも、後方に取り残されていた2個連隊の掃討が終わり、歩兵部隊が西進を開始します。ここまで、ドイツ軍は5つの都市と1つの2VP都市を占拠し、VPは7点になります。

いよいよ、佳境となる第7ターン、ドイツ軍は2個のSS装甲師団+1個降下猟兵師団を集結し、スパ前面での攻勢にかけます。いずれも7:1以上の攻撃で1個歩兵大隊を除去し、1個連隊にステップロスを与えます。余勢を駆った戦闘後前進で、パイパー戦闘団がスパまで2ヘクスに迫ります。

この脅威に対し、連合軍は持てる全力を投入して、反撃!歩戦7個連隊+砲兵まで投入した攻撃で、5:1の包囲攻撃を実施。drによっては全滅もありましたが、結果は「−/2」。パイパーは敵ZOCでステップロスをしながらも後退し、虎口を逃れます(おお、まるで史実のような出来事!)。

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連合軍の集結するスパ方面は、是非もなし。ならば・・・。第8ターン、ドイツ軍はここで決定的戦闘となる攻撃を仕掛けます。目標は、ストゥーモン!

転進したハイパーを含むLAH師団と第6降下猟兵師団が、森林にいる損耗した歩兵連隊に対し、11:1攻撃を実施!見事にE(壊滅)!戦闘後前進で突進!

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ストゥーモンにいた部隊は、行軍隊形のため、ZOC展開が限定され、この前進を止められず。スパ後方への前進を許してしまいました。

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同時に、サンビット方面でも転進した歩兵師団とタイガー大隊が行軍を使って、敵主力を迂回し、ヴィールサルムを奇襲!これもEとなり、機甲を含む3個連隊が包囲下になります。

連合軍は慌てて部隊を転用しようとしますが、先の反撃で予備を切らしており、スタックをばらして行軍準備をするのが、やっと。

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第9ターン、完全に混乱状態に陥った連合軍の中央戦線に対し、第6SS装甲軍の主力が襲いかかり、ストゥーモンばかりか、トロワポンまで占領!さらに南では、復帰した第116装甲師団が敵を包囲撃破しながら、ホッファライズを占領します。

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動き出した恐怖の奔流は留まることを知らず、第10ターン、ラ・ロシュを占領。再び、スパ方面に転進した第6SS装甲軍は、深い森で押しとどめられたものの、最終ターンにはマネーも墜ちて、VPは鰻登りに。

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連合軍も第10ターンから、限定的な反撃で歩兵2個連隊を除去し、HJの装甲連隊を損耗させますが、ここまで。

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ヴェールモントからスパを経由し、オイペンに至る戦線から南の主要地点は、全て占領され、19VPでドイツ軍の作戦的勝利となりました。

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お互いに初めての対戦ということもあり、6時間近くかかりましたが、なれればもう2時間くらいは早くできるかと思います。連合軍の敗因は、序盤のシューネアイフェル高地と中盤の中央森林での被包囲に尽きるかと思います。足止め部隊の投入と撤退のタイミングが遅れたことで、丸々3個師団弱の兵力が無力化されたのが、大きかったです。

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おかげで、相対的に薄くなった戦線を、SS装甲軍が高比率で叩き続きられることになり、包囲攻撃−前進・突破−包囲攻撃が休みなくできました。

終了後の感想戦では、「これだけ勝っても、ミューズ河に届かないとは・・・アントワープなんて夢のまた夢ですね〜」と、お互いに納得。所詮、ドイツ軍の勝利なんて、VP上での(ゲーム上での)ものでしかないようです。

とりあえず、BftA攻略の第一弾は、終了。次回は「クレルボー」に、その次は「1944年ショートキャンペーン」に挑戦する予定です。ショートキャンペーン以上は、複数のプレイヤーがいた方がいいので、BftA攻略の同志を募集しています。ちはら会の常連のみなさん、いかが?(または奇特な一見さんを歓迎!)

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内 容 ニックネーム/日時
ヤンキーは橋を落しながら逃げる展開になるとおもっていました。爆破の試みは失敗続きだったのでしょうか?それともわすれてたのかしら。
yb-tommy
2011/10/29 01:46

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