歴史・戦史研究「ちはら会」

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zoom RSS 大喧嘩の後は、運命のちんちろりん〜明治残侠伝CMJ)

<<   作成日時 : 2010/10/09 12:12   >>

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せっかくなので、博徒の運命を見定めようと「明治残侠伝」(CMJ) へ。時間の関係で、両陣営の一家に絞ります。

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まずは、大親分の清水の次郎長。当然のように、幕軍についた次郎長は、咸臨丸事件での堂々たる姿が「敵ながらあっぱれ」と認められ、堅気になります。「これからは開発だ」と、史実通りに農業開拓に乗り出しますが、所詮は素人の悲しさか、すぐに破産へ。これにもめげず、「もう一回やり直すぜ」と、再び、農業の道に入りますが、気が短い博徒には向かず、またもや破産。一時は、車夫に身をやつし、喧嘩に明け暮れ、任侠に戻るなど、転々としますが、「ポリス募集中だとさ」と、やたらと迫力のある警官に。清水港に戻った次郎長は「オイコラ」と悪さをする連中を窘めながら、「御一新より昔のこたあ夢のようだ」と静かに一生を終わります(平凡)。

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一方の黒駒の勝蔵。史実通りに「これからは天朝様の世の中よ」と官軍に参加し、まんまと士族の末席に加わったまではよかったのですが・・・藩閥重用に嫌気がさし「薩長の芋どもめ」と下野。反抗的態度で目を付けられ、「謀反人め、逮捕する」と牢獄に繋がれます。ここで、はるか昔の殺害の罪を問われ、ああ、獄門。才気を持って、時流に乗ろうとしたインテリ博徒の悲惨な最期でした。「やくざの果てはこんなもんさ」

残りの博徒の人生は、真っ二つに別れます。官軍や幕軍に参加したものの、隠しきれない素行の悪さや過去の「悪行」で、「賊に荷担した浮浪の輩め」と監獄送りになり、そのまま、獄門首になった幹部連(大政、小政、雪風の亀吉など)。

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片や、「あっしには関わりのねえことでござんす」と任侠を貫き通し、農業開拓や警官で残りの生涯を全うし、大往生に至った博徒(森の石松、法印の大五郎、鯛鶴、大岩など)。

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結局、半数が犯罪者として処断され、半数が畳の上で人生を終えたわけで、任侠らしい明暗のはっきりした結末となりました。

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