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zoom RSS 幕末最大の任侠抗争!清水港の大喧嘩!〜東海遊侠伝(CMJ)

<<   作成日時 : 2010/10/09 12:09   >>

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この日のmitsuの一番予約が、幕末任侠アイテム「東海遊侠伝」(CMJ)です。事前の掲示板で申し込みがあったHAさんとの「仁義切り」です。よくぞ、このアイテムを申し出てくれました!

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競技シナリオでは、黒駒側がきついと言うことで、歴史シナリオを使用。陣営は、mitsuが清水一家で、HAさんが黒駒一家です。

第1ターン、主導権は清水一家の4(3-5の丁)。確実な展開を狙う清水一家は、お相撲常を勢州に送り、ここを確保。さらに、次郎長を遠州に送り、支配の拡大を狙います。黒駒一家は、駿州に勝蔵を送って、制圧を狙います。兵力の少ない序盤故に、遠州と駿州でとった策は、ともに仁義!

「お控えなすって」と啖呵を切ったところ、強敵の赤鬼の金平が、次郎長を気に入り、なんと味方になってしまいます。一方の黒駒の勝蔵も、江尻の大熊に仁義を切ったところ、「ゆっくり遊んでいってくんねぇ」と一宿一飯が成立します。唯一、喧嘩になった尾州では、大政が期待通りの働きで保下田の久六を打ち破り、手打ちをして配下に置きます。

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総VP:清水一家2点
清水一家:勢州・尾州
黒駒一家:甲州

第2ターン、主導権は清水一家。流れを引き寄せたい黒駒一家は、主力を清水一家の本拠−駿州に集結させ、反撃に出ます。これに対し、清水一家も「売られた喧嘩は買わねばならぬ」と、次郎長指揮下の諸国博徒が駿州に向かいます。ところが、大井川の渡りで、足止めを喰らい、清水に辿り着いたのは、次郎長だけに・・・。

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清水一家5人対黒駒一家6人の戦いは、勢いに乗る黒駒一家が優勢で、次郎長を押しまくり、勝利。次郎長は、やむなく、小政と共に豆州に撤退します。が、VP自体は、大政・お相撲常が賭場を守ったために、さらに差が広がりました。

総VP:清水一家6点
清水一家:勢州・尾州・遠州・豆州
黒駒一家:甲州・相州

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第3ターン、主導権ははじめて黒駒一家で3。東海道一帯で、血で血を洗う抗争が勃発します。尾州に動いた八州廻りと大政の手入れに始まり、遠州・駿州でも同時に諸国博徒を巻き込んだ喧嘩が起こります。ここは、数で優る清水一家が勝利を収めます。

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最大の戦闘は、次郎長が逃げ込んだ豆州で起こります。「野郎ども、玉(次郎長)を獲ってこい!」と檄を受けた吃安以下の9戦力が、次郎長5戦力を攻めてたて、これを圧倒!次郎長は、あわやというところでしたが、奇跡的に駿州に退路ができたために、からくも逃げ切ることができました。

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第4ターン、追われるばかりだった次郎長は地元の増援を得て、反撃に出ます。頼りになる相撲取り上がりの吉良の仁吉と赤鬼の金平を引き連れて、豆州へ殴り込みをかけます。戦力的には、黒駒一家の方がやや多かったものの、切れた次郎長は強かった!相撲ボーナスを生かして、竹居の吃安を圧迫し、片っ端から三ン下を切り下げていきます。大半の戦力を失った黒駒一家は、相州を目指して、退却します。

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この結果、清水一家が箱根から西の東海道を押さえることになり、VPは爆発的に増加します。

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総VP:清水一家15点

第5ターン、目的を果たした次郎長は、長居は無用と豆州を後にして、駿州に戻ります。引けば進む潮のように黒駒一家は、清水一家のいなくなった豆州に入り、一発触発の状態になります。この間にも、清水一家の子分たちは、安全圏の勢州・尾州の賭博で儲け、VPはついに振り切りに・・・。

総VP:清水一家20点

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第6ターン、後がなくなった黒駒一家は、頂上決戦で大親分を討ち取らんと、駿州への討ち入りに出ます。対する清水一家も、祐天一家の味方も付けて、数の優位を作ります。両者を併せたその数は、幕末最大の19戦力!まさに、博徒同士の関ヶ原です。

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喧嘩は、お互いがヒットを出し合い、すさまじい流血になります。一歩も引かない数度の抗争により、ついに三ン下が全滅し、博徒自らの果たし合いに。その結果は・・・最後の最後で、黒駒の勝蔵が巧みな采配を振るい、勝利!大和田の友蔵が討ち死にし、森の石松が怪我を負います。次郎長は、またも甲州への逃避行を余儀なくされました。

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そして、最終ターン。大喧嘩には敗れたものの、着実な賭場経営で、清水一家の優位は変わらず。せめて、意地を見せんと、勝蔵自らが遠州に乗り込みます。雪風の亀吉とのコンビもよく、清水側の吉良の仁吉に怪我を負わせ、遠州を制圧します。

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が、すでに、遅し・・・。ここで、明治維新を迎えることになり、ゲームエンド。清水一家降がVPを振り切りのまま、勝利となりました。

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コメント(4件)

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先日は対戦いただきありがとうございました。そしてAARのまとめ、お疲れ様でした。

こうして振り返ると記憶よりも、やけに黒駒一家が攻め攻めだったことに驚きました。喧嘩に明け暮れたらそりゃ収益も上がらないだろー。
HA
2010/10/09 23:55
まれに見る、大討ち入りの対戦でしたね〜。

初期に清水一家に打撃を与える黒駒の攻めは、勝負手の一つですが、外れると討ち取りVPが入らないので、きついですね。八州廻りが参州あたりでうろうろしているうちに、武州周辺の縄張り維持ができると、いい勝負だったかもしれません。「次郎長」は毎回、展開が大きく違うので、その度ごとのバランス感覚が大切ですね〜。
mitsu
2010/10/10 08:32
戯作者にございます。幾度も駄ゲームを遊んでいただきありがとうございます(戯作者としては自分ながら好きなゲームなのです。ウォーゲームは将軍たちだけの世界ではありませぬ)。mitsu様にはよく背景までも読み込んでいただき感謝感謝です。ただお育ちがよろしいのか?「3-5の丁」という言い方はありません。用語的には「五三(ぐさん)の丁」と申します。今から考えるとギャング映画好きで育ちの悪い?戯作者とヤクザの国上州出身のCMJ編集Mさんと実際の侠客の末裔グラフィッカー宗春先生のコラボによって世に出た作品なのであります。
中嶋
2010/10/10 20:27
中嶋さま、コメントをありがとうございます。太平記システムの汎用性の高さとパズルに似た展開の妙は、個人的に填っています。それでいて、テーマはSLGで「マイナー路線」というあたりも、ちはら会にはストライクです。なにより、最大でも2〜3時間で終わる手軽さがうれしい!未プレイ作も多いので、これからも楽しみです。

>用語的には「五三(ぐさん)の丁」と申します。

すみません。付け焼き刃で、背景把握がついて行かず・・・。実は、このゲームをするまでは、全く、次郎長に対する知識(や想い)はありませんでした。タイムリーにも、岩波の新刊を読んだら、身近になりまして。映画も、まだ、一本、見ただけです。

手軽なはずの太平記システムで未プレイが多いのは、背景がわからないためでした。「マイナー路線」故の諸刃の剣でしょうが、逆にプレイ準備を通して、歴史を学ぶ機会になっています。次は、CS賞受賞の中世あたりに、行きたいモノです。

いつか、首都圏ご来訪の際には、ぜひ、ちはら会にもお立ち寄りください。「デザイナーに挑戦!」でお待ちしています(笑い)。
mitsu
2010/10/11 17:38

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