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zoom RSS これが薩摩の電撃戦!〜西南戦争(GJ)3戦

<<   作成日時 : 2010/09/13 22:51   >>

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緒戦を終えたところで、11時半。お昼過ぎまでのsawadaさんとmitsuで、さくっといける「西南戦争」(GJ)を対戦しました。小1時間開いた時のアイテムとしては、ちょうどいいんです。陣営は、久しぶりに薩摩軍をmitsuが、政府軍をsawadaさんが担当しました。

序盤、薩摩軍は得意の電撃戦に出ます。第1ターン、行軍数3で久留米に突入した薩摩軍1部隊が、抵抗線を張る乃木連隊の裏をかき、博多へ「後退」します。

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慌てた政府軍は、本土から部隊を上げますが、中途半端に博多に強襲上陸を試みて、失敗。単に兵力を失い、防衛拠点を薄くしてしまいます。

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間髪を入れず、熊本から突進した薩摩軍の増援が、再び、前への「撤退」で博多に入り、兵力を増強します。

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政府軍の増援がぐずぐずするうちに、博多の前衛部隊が小倉を強襲!後がない政府軍は、ギリギリまで奮闘しますが、薩摩軍の猛攻の前に壊滅します。この瞬間、九州を完全制圧した薩摩軍が、サドンデス勝利となりました。

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この間、わずかに15分!あまりの早さに、もう一戦できることに・・・(笑い)。悔しいsawadaさんの希望で、同じ陣営で再戦です。

序盤、ほぼ同じ手で久留米に侵攻した薩摩軍に対し、政府軍は今度はきっちりと部隊を集結して、守りを固めます。

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博多と中津に防御拠点を築き、薩摩軍の侵攻を制約します。薩摩軍としても、無理攻めは効果がないので、後方から部隊を上げて、九州北部で決戦態勢を引きます。

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両軍ともほぼ全兵力を出し切ったところで、薩摩軍が仕掛けます。まず、久留米の部隊を大分に分派し、左翼に重心を移します。これに政府軍も反応し、半数以上の部隊を中津に移動します。

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と、ここで久留米の薩摩軍本陣が、博多を強襲!この攻撃は、政府軍の防御射撃により、阻止されますが、薩摩軍も深入りを避けたたため、損害はなしになります。

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実は、これは薩摩軍の高等戦術なんです。薩摩軍は損害(と退却先)を任意に割り振れるため、危ないと思ったら退却することで、ほぼ損害を抑えることができます。対する政府軍は、一端、戦闘に入ったら、中途半端に退却すると、あらぬ方向に「後退」させられるので、全滅(か勝利)するまで戦うしかありません。

ほぼ同等の戦力の場合、薩摩軍は2ステップを持つ主力隊をある程度、揃えておけば、損害の心配なしで、「威力偵察」を繰り返すことができます。これを続ければ、確率論的に、いつかは政府軍の先制防御射撃が外れることになります。その時に、薩摩軍が勝利できれば、一気に拠点を墜とせることになります。

撃退されても余裕の薩摩軍を見て、政府軍のsawada司令官がこの戦術に気づきました。「このままでは、いつかは突破される・・・」あせった政府軍は、少しでも薩摩軍の戦力を削るべく、久留米に強襲をかけましたが、十分な兵力でなかったために、この攻勢は失敗します。政府軍は退却を選択しましたが、薩摩軍の巧みな誘導により、生き残りの3個部隊は日田へと下がり、完全に遊兵化します。

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局地戦で勝利した薩摩軍は、この勝利を逃さず、逆襲に転じます。足止めの1ユニットだけを久留米に残すと、西郷本陣を含む手兵は、博多を占拠! 慌てて増援を送り込む政府軍を尻目に、薩軍の主力が小倉に突入します。兵力は同数で、まだ、政府軍にも勝機はありましたが・・・最後は、薩摩軍の戦術的優位が物を言い、サドンデス勝利となりました。

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これを観戦していたにしさんは、「薩摩軍が勝てる手があるんですね!」と感嘆していました。この後、にしさんは薩摩軍を受け持ち、エンジョウさん相手に「薩摩流電撃戦」を決めたようです。

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おはようございます。

> 薩摩軍は損害(と退却先)を任意に割り振れるため、危ないと思ったら退却することで、ほぼ損害を抑えることができます。

上記の解釈について、るるぶを見てるんですが

6.2 (7) 一方のプレーヤーの攻撃による損害は、次のプレーヤーの攻撃をおこなう前に、直ちに適用する。
6.3 (1) 各プレーヤーは、戦闘ラウンド中の自軍攻撃手番に退却を宣言できる。

これらを読む感じ、損害を退却に変換することはできないような気がするのですが、いかがでしょう?
HA
2010/10/09 08:24
HAさん、こんばんは。

記述がわかりにくかったようですが、おっしゃるとおりのルールでプレイしています(損害と退却の変換はできません)。

正確には、「薩摩軍は、損害の適用部隊と退却時の後退先を任意に割り振れるため」となります。
mitsu
2010/10/09 20:17
具体的には、
(1)戦闘に入ったら、薩摩軍は本軍がステップロスで損害を吸収する。これにより、全ユニットが1ステップになるまでは、打撃力が落ちない。
(2)除去による自軍損害が出る直前まで、戦闘を続ける。危険性が高まったら、間髪を入れず、後退する(後退先で、自動的にステップロスは回復できる)。

これを繰り返していれば、いつかはdrの波が来て、勝利できると思います。可能性は低いですが、少なくとも、政府軍に心理的な圧力を加えることになります。プレッシャーに負けて、政府軍が悪手を打てば、十分に勝機があります。
mitsu
2010/10/09 20:28
ああ、それなら納得です。

昨晩ソロプレイを始めて「そういえばmitsuさんのとこにAARあったなあ」と訪れたところ、先の疑問が生じたので質問させていただきました。

ご丁寧な解説ありがとうございました。
HA
2010/10/09 23:34
>昨晩ソロプレイを始めて・・・

おお、こちらもいつでもお相手できますので、おっしゃってください。通常ですと、薩摩軍が非常に有利かと思いますので、GJ誌35号のHardヴァージョン(改定案)の使用をお薦めします。
mitsu
2010/10/10 08:45

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