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zoom RSS 初弾の一斉射!強靱極まる鉄の城!〜戦艦の戦い(CMJ)シナリオ12「沖縄特攻」

<<   作成日時 : 2010/08/13 11:12   >>

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ちはら会でも、最後はまともなヘクスゲームを(?)ということで、mitsuが取り出したのが、「戦艦の戦い」(CMJ)です。CMJの初期に発売された戦闘級の水上砲撃戦で、デザイナーはマイケル・スコット・スミス氏。複雑になりがちな水上砲撃戦を、極めてシンプルなシステムで表現しています。慣れれば、複数艦同士の戦闘も行けます。

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シナリオは、終戦記念日にちなんで、最終シナリオ12「沖縄特攻」です。史実ではアメリカ海軍空母部隊の空襲で、坊ノ岬沖に沈んだ大和ですが、ここでは仮想戦として、沖縄沖まで到着し、敵戦艦隊と砲火を交えることになります。陣営は、菊水部隊をいのさんが、アメリカ海軍をmitsuとTommyさんが担当します。

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第1ターン、輪形陣で前進をする菊水部隊の頭を押さえる形で、アメリカ戦艦隊が到着します。が、折からのスコールで視界は低下していて(視界は14ヘクス)、大和からは敵の前衛部隊しか、見えません。

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見敵必戦とばかりに、大和が一斉射を開始します。遠距離から放たれた初弾でしたが、見事に駆逐戦隊を莢叉!複数の命中弾と至近弾が発生し、なんと、これを撃滅してしまいます。恐るべし、戦艦大和!

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怒り心頭に達したアメリカ戦艦隊も、射撃を開始しますが、レーダーも届かない位置にいる大和に対しては、観測機による誘導射撃しかできません。当然、修整値も高く、5隻のサルヴォながら、至近弾を出すのがやっと。

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敵の位置を推測した大和は、大きく左に舵を取り、反行戦の構えに移ります。これを逃さじと、アメリカ艦隊も左に回頭し、距離を詰めながら、同行戦に。

第2ターン、中距離に達した両軍は、敵の主力に対して、砲門を開きます。大和が放った一弾は、戦艦コロラドの舷側水線下に命中し、速力を低下させます。対するサウスダコタ級2隻、コロラド級3隻も、反撃をしますが、大和の厚い装甲に弾かれ、効果なし。主力艦同士の狭間で、雷撃のチャンスを窺っていた軽巡にも、損害が出ます。

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続く、移動フェイズに大和の進路を押さえるべく、アメリカ軍が移動。と、ここで、大和は右に急回頭し、そのまま、反行戦で距離を取ります。

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第3ターン、慌てた米戦艦隊は一斉回頭をして追いかけますが、このロスにより、大和に大きく距離を開けられます。かろうじて、駆逐艦隊が追いすがります。

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第4ターン、有効射程ギリギリの同行戦が続きます。逃げる大和に、ついにサウスダコタの主砲が命中し、1W1Sの損害を与えます。大和の砲撃は、効果なし。

速力が3に落ちた大和に、快速のサウスダコタ級2隻が詰め寄りますが、直後にダメコンに成功し、大和は最大戦速を取り戻します。当たっても損害は少なく、やっとのダメージもたちまち、回復する堅牢ぶり!まさに、強靱極まる鉄の城!

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第5ターン、南端に近づいた大和に対し、なんとか足を止めようと、アメリカ軍は最後の攻撃を行います。硝煙で視界が低下する中、サウスダコタ級が初のレーダー射撃に成功しますが、バイタルパートを撃ち抜けず、損害なし。やっと、与えた1Wの損害も、すぐに回復。ならば、魚雷でと、駆逐艦隊が長距離雷撃を試みましたが、これもスカ。

結局、戦闘に差し支えない微々たる損傷を受けただけで、戦艦大和は沖縄に投入し、当初の目的を達成しました。

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う〜ん、大和の堅牢さだけが、際だった一戦でした。中遠距離戦では、なかなか有効弾も出せず、数の優位が生かせなかったのが、敗因です。足さえ止めれば、五分以上に戦えたはずなので、序盤から水雷部隊の雷撃を、積極的に使うべきだったのかもしれません。

ともあれ、夢に見た任務遂行を遂げ、沖縄で水上砲台となった大和は、史実よりも恵まれた生涯を終えたことでしょう。

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