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zoom RSS 新進気鋭のアジア産SLG雑誌!〜八百壮士−四行倉庫保衛戦(戰棋)

<<   作成日時 : 2010/02/17 22:55   >>

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「DOMINION」で肩慣らしが済んだところで、一端、組に分かれて対戦に入ります。自分がプレイしたのは、ぶらりゲーマー田村さんが持ち込んだ「八百壮士−四行倉庫保衛戦」(戰棋)です。

最近、発売されたばかりの台湾製SLG雑誌で、創刊号にはこの「八百壮士」と「金門大戰1949」が付いてきます。きれいなマップとコーティングされた抜き打ちユニットが付いて、わずかに1500円。もとの台湾では、もっとリーズナブルで、原価750円程度とのことです。こりゃ、お得で、しかも、田村さん謹製の和訳あり!

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「八百壮士−四行倉庫保衛戦」は、第二次上海事変をシミュレートしたもので、要塞化された四行倉庫に立てこもる国民党軍を、日本軍が攻撃するというもの。アルンヘム・システムの変形を使っていて、わずかに20ユニット以下。システムが単純な分、機関銃や砲撃、国民党軍の連隊長、国旗、日本軍の戦車など、特別ユニットで色づけをしています。

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第一戦は、田村さんのインストで、国民党軍(田村)と日本軍(mitsu)の対戦になります。

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第1ターン、いきなり日本軍を悲劇が襲います。攻撃側だからと、いい気になって攻撃をしますが、drが悉く、惨く、効果なし。と、反撃で、頼みの機関銃小隊に、ヒットが生じます。後退して、損害を吸収しようとしますが、「行動ポイントを使い果たした部隊は、退却できないんです」!!ステップロスした機銃座に、国民党軍の連隊長直属部隊がとどめを刺し、早くも1ユニット壊滅。

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ならば、白兵戦で片を付けんと、3個歩兵小隊が突撃をしますが、ここで国民党軍の秘密兵器−手榴弾が炸裂し、全小隊に損害が!結局、日本軍のみが、損害を受ける最悪の展開に。

第2ターンは、一転して慎重に攻めますが、ほとんど効果なく、戦線は完全に停滞。

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第3ターン、戦局を替えたのは、WWUの花形−装甲戦闘車両でした。機関銃で貫通される程度のぺらぺらの装甲でも、中国戦線なら大活躍!95式軽戦車が、キャタピラを軋ませながら、突進を開始します。国民党軍も必死の防御射撃を見舞いますが、今度はこちらがことごとくスカ!突入した戦車と歩兵の協同攻撃で、ついに国民党軍を後退させることに成功します。

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第4ターンも、日本軍の攻勢が続きます。投入された砲兵を使って、側面の部隊を後退させると、またもや戦車が突進。あわや四行倉庫の包囲までいきます。が、ここで、国民党軍の「最終兵器」−国旗が倉庫の屋上に掲げられます。これを見た中国軍の士気が一気に上昇!(全ユニットの行動ポイントが1つ回復)突入した戦車を討ち取り、日本軍を押し返してしまいます。

実質は、ここで勝負ありでした。中国軍は反撃に転じ、1個歩兵を逆襲させると、手榴弾を連発!さらに、2ユニットが討ち取られ、攻守逆転に。

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第5ターン、生き残った日本軍は最後のあがきをしますが、中国軍は租界への脱出を開始。結局、これを止める手立てがないことから、最終ターンを待たずに、日本軍の敗北となりました。とほほほ・・・。

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ゲームになれるまでは、日本軍の分が悪いようです。drにもよりますが、射撃が当たらないと、手詰まりになりやすいです。それでも、強力な砲兵や戦車などがあるので、もしやという気になりますが、国民党軍の秘密兵器も強力で、だいたいが痛い目に遭うことに。特に、連隊長直属部隊は精強で、たった1ユニットで立ちすくむ姿は、夢に出てきそうです(笑い)。

その後、来場したTOMMYさんがmitsuに変わって、日本軍を担当し、第二戦に突入。が、やっぱり、日本軍が難しく、敗退します。負けず嫌いのTOMMYさんは、その後、2戦を行い、最終戦でついに四行倉庫を占領したようです。

最終ターンまで行っても、1プレイは1時間弱ですから、例会の合間や繰り返しのプレイのいずれもいけそうです。訳もあることだし、この値段なら買ってもいいかな、と思わせる作品でした。

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攻勢側の日軍が不用意に前進すると同一へクス内で使用可能な手榴弾の餌食になってしまいます。さらに行動ポイントを使い切っていると後退出来ずにステップロスを受けてしまいます。

したがって序盤はきちんと射撃で国民党軍を後退させ空になったエリアへ前進させるべきでしょう。またステップロスを避けるには敵が行動ポイントを使い切った後から前進すべきですが、行動ポイントの豊富な国民党軍にそれを無駄遣いさせるよう行動の順序をめぐる駆け引きが重要になります。行動ポイントを残したまま前進出来れば、ステップロスの危険が減り、あわよくば倉庫エリアへの突入も見え、国民党プレイヤーにプレッシャーをかけることができます。

初戦、第2戦と惨敗しましたが、ミニゲームでバランスが悪すぎることはないだろうと思ったからで、「負けず嫌いのTOMMYさん」とは逆の「負け犬根性」が当てはまる私でも日本軍での挑戦心を刺激されたミニゲームです。
yb-tommy
2010/02/19 15:39
BGGにはマップと駒の表裏両面の画像が上がっているので、自作も可能です。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/57691/
田村@せたがや
2010/02/21 19:33

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