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今日は船堀でTOMが開催されており、初参加の予定だったのですが・・・家族がまたもインフルエンザになりまして、やむなく、出場停止に。代わりに、「勝手にTOMを応援」企画をしました。今月のソロプレイ第三弾として、マイブームになりつつある南北戦争アイテムから、「BLUE&GRAY」です(ああ、本当は会場でプレイしたかったなァ)。 古典とも言えるNAWシステムをアレンジした、シンプルな会戦級です。その中から、もっとも北軍のコマンドコントロールが厳しい、ANTIETAMをプレイします。 セットアップを見ると、北軍の戦力は圧倒的です。かの有名なゲティスバーグはほぼ同等の戦力の激突でしたが、こちらは実数では、南軍の約2倍。そのまま、平押しにすれば、物量で勝る北軍の勝利は揺るぎないように見えます。 が、戦場では優柔不断を絵に描いたようなマクレランが、北軍の指揮を執っており、毎ターンの投入戦力が限定されます。(第1ターンを除けば)各ターンに移動できるユニット数は、わずかに10個!これは、北軍全兵力の1/5でしかありません。全体の20%しか、働かないなんて、どこかの硬直化した会社組織みたいです(笑い)。 もっとも南軍指揮官のロバート・リーも、マクレランの慎重さを知っていたからこそ、この兵力差で会戦に応じたそうです。兵力の逐次投入ならば、柔軟性で勝る南軍の機動防御で十分、対抗できると考えたのでしょう。ただ、作戦指揮官としては、敵を見切ったリーも、マクレランの組織力には刮目していたようです。戦後、リーが北軍の最優秀司令官を聞かれて「マクレランだな、文句なしに」と応えたのは、あまりに有名でしょう。 今回は、このシビアなCCの元で、可能な限り、積極的な兵力運用を試みます。果たして、マックを超えられるか?! 第1ターン、機動できる15ユニット(このターンだけ、若干多い)を、最大限に使って、北軍は先端を開きます。まず、史実同様に北部で、フッカーの第T軍団とマンスフィールドの第]U軍団が4カ所で3:1攻撃を実施。最低2個スタックを包囲殲滅できる予定でしたが、drが想定外によく(1を連発)、なんと全ての攻撃が成功します。 また、西部では、次ターン以降の兵力展開を容易にするため、サムナーの第U軍団がミドル橋で、パーンサイドの第\軍団が戦後の由来となったパーンサイド橋で、攻撃を掛けます。この攻撃がいずれも大成功となり(De!)、北軍はアンティータム川に橋頭堡を設けます。 南軍は、冒険的な反撃は避け、ダンカー教会周辺で戦線整理のための限定反撃を実施。また、主力防衛線たる「窪地の道」にも最低限の部隊を差し向けます。一方、アンティータム川を渡った北軍の両方に対処するゆとりはないので、突出したパーンサイド軍団にのみ、反撃をかけ、これを川向こうに撃退します。 それにしても、南軍はExを含め、延べ8個旅団が壊滅する(!)という、予想外の大損害です。北軍としては、望みうる最良の展開で、これなら史実以上の戦果で、マックを超えられるかも?! 第2ターン、このターンからマクレラン制限で北軍の機動ユニットが10ユニットに減少します。攻撃正面を絞って、勢いに乗る北部の二個軍団で、ダンカー教会を攻撃!戦闘後前進を組み合わせて、敵の1個スタックを包囲し、3:1攻撃で撃破します。一方、分進合撃で圧力を加えるため、奪回されたパーンサイド橋付近で、パロット砲兵を注ぎ込んだ5:1攻撃を掛けます。こちらも見事に成功し、1個旅団を排除して(De)、再び、アンティータム川に橋頭堡を設置します。 南軍は、当然のごとく、このパーンサイド軍団に逆襲。3:1攻撃で再び、押し戻します。主戦線の北部では、地形効果のない場所での殴り合いは不利と判断し、戦線維持のための1:1攻撃のみ、実施します(Drで成功)。このターンは攻撃はなかったものの、必ず、焦点になる「窪地の道」には、8個旅団を投入し、隙のない戦線を作って、北軍を待ち受けます。このラインがもっとも地形効果が高いので、可能な限り、戦線の維持をしたいのですが・・・。 第3ターン、案の定、北軍はアンティータム戦線の背骨−「窪地の道」に揺さぶりを掛けてきます。北部の二個軍団を集中投入し、最北端の荒地陣地とダンカー教会付近で、3:1以上の戦闘を仕掛けます。砲兵の集中投入もあり、いずれも成功し、戦闘後前進で「窪地の道」の一角を占拠します。北軍の損害は、犠牲攻撃をした1個旅団(4戦力のみ)。 主戦線の危機に、リーはウォーカー師団(10戦力!)を北部に転用し、強烈な反撃を実施します。塹壕を掘る間もない荒地上の北軍に、2:1攻撃を実施し、これを押し戻します。が、同時に左翼で行われたダンカー教会をめぐる戦闘では、同じく2:1攻撃だったにも関わらず、失敗。1個スタックが混乱の上に、退却をしてしまいます。この失敗が次ターンに大きな影響を及ぼすとは・・・。 第4ターン、戦機が熟したと判断した北軍は、「窪地の道」全域にわたって攻撃をかけ、勝負に出ます。最大で3:1攻撃の低比率攻撃をのべ7カ所で実施(うち2カ所は、犠牲攻撃)。この果敢さが勝利の女神を呼び込み、確率を大きく超えて、ほとんどの戦闘に勝利します。 中でも大きかったのが、荒地に籠もるウォーカー師団(10戦力!)への低比率攻撃。前ターンに退却した敵を追撃し、2:1攻撃でウォーカー師団の退路を遮断。その上で、荒地に駆け寄った北軍兵士が1:1で突撃をかけると、見事にDr!(確率は1/2)南軍最大の師団の一つを壊滅させます。意気上がる北軍は各所で戦闘後前進を行い、敵に張り付きます。 こうなると、苦しいのが南軍。個々の戦力では北軍に劣るため、マストアタックで1:1以下の攻撃を強要される羽目に・・・。最大の兵力を失ったため、効果的な反撃もままならず、「窪地の道」の北端とパーンサイド橋でAr(後退して混乱)。戦線は維持しているものの、徐々にいびつになりつつあります。 第5ターン、ここが勝負と、北軍は「窪地の道」に雪崩れ込みます。重厚なスタックで地形効果(防御力2倍)を呑み込み、2:1以上の波状攻撃を実施!物量を核にした平押しを支えきれず、南軍はたまらず、敗走。 戦闘後前進による退路遮断などで、逃げることもままならず、強制攻撃による自滅が連発し、多くの守備隊とともに「窪地の道」は陥落しました。 第6ターン、主防衛線を失い、なんとか、シャープスバーグ戦まで時間を稼ぎたい南軍に対し、北軍の容赦ない物量が襲いかかります。砲兵による犠牲攻撃をうまく織り交ぜることで、効果的な高比率攻撃を演出。最大比の6:1攻撃2カ所を含む、4カ所の攻勢で一気に5個旅団を壊滅させます。 南軍もシャープスバーグ西方の荒地で、かろうじて踏みとどまりますが、この時点で北軍のVPは70点を超え、部隊の大半は混乱状態に。もはや、戦力差は圧倒的で、かなり厳しい状況です。南軍希望の星−APヒル師団の到着まで、シャープスバーグの一角にしがみつけるのか?! 第7ターン、いよいよ、北軍のシャープスバーグ攻防戦が始まります。郊外の荒地で防衛線を張る南軍に対し、全域で圧力を掛けます。隙のない戦列でにじり寄る北軍に対し、低比率戦闘を強制された南軍のモラルが崩壊し、自滅的な突撃で多くの部隊が壊滅します。 第8ターンには、完全にシャープスバーグから叩き出され、反撃の望みもなく、もはや殲滅戦の様相に・・・。 第9ターンの北軍の攻撃が終了した時点で、南軍の残りはわずか6ユニット。もはや、勝負有りの状態でしたが・・・。 と、ここに、南軍最後の希望−16戦力を誇るAPヒル師団が到着します。リーの危機に急ぎ、ハーパーズ・フェリーから駆けつけたAPヒル師団は、市街地奪回の一縷の望みをかけて、北軍の戦列に突撃をかけます。虚を突かれた北軍旅団は潰走し、APヒル師団は憤然たる前進を続けます。 最終ターン、シャープスバーグの完全占領を狙う北軍は、ありったけの兵力をかき集め、突破してきたヒル師団を迎え撃ちます。四面を包囲されながらも、高い戦闘力故に、戦闘比は2:1にしかならず。これをヒルが退ければ、奇跡の市街地突入もあり得ましたが・・・結果はDr!さすがのAPヒル師団も、碧い物量の波に呑み込まれ、全滅。ここに、米軍史上最大の犠牲者を出した、アンティータムの一日が終わりました。 [VP判定] 北軍…142点(南軍の「全滅」とシャープスバーグの完全占領) 南軍…26点(北軍の壊滅ユニット) よって、北軍の決定的勝利。 ただちに、マクレランの昇進が決まった。新聞は、英雄である彼の記事で埋め尽くされる。2年後に行われる大統領選挙では、現職のリンカーンを破って、マクレランが大統領に就任することになる。 |
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ちはら会のもっともマイナーな戦線?!〜アメリカ南北戦争アラカルト
白状しますと、自分がもっとも関心が薄かったのが、古代戦とアメリカ南北戦争でした。そりゃ、アメリカでは、独立戦争以来でもっとも重要な出来事でしょうが、日本人にとっては、見知らぬ異国での内戦でしかありません。 ...続きを見る |
歴史・戦史研究「ちはら会」 2009/12/28 23:11 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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本日、CEMETERY HILLもプレイしてみました。ANTIETAMは攻防がはっきりしていて、はじめから最後まで激しい戦闘の連続ですが、CEMETERY HILLはどちらかというと機動戦の要素が大きいです。最終的には、数で勝る北軍が有利ですが、南軍としては押している前半に、どこまでいけるかがポイントでしょうね。 |
mitsu 2009/11/22 15:28 |
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その「勝手に」が、ホント嬉しいんです☆ 2009/11/30 21:05 |
書き込み、ありがとうございます。せっかく、近くで開催されているのも関わらず、タイミングが合わず、申し訳ないです。来年こそは、ぜひ、TOMに参加させていただきたいと思っています。 |
mitsu 2009/12/02 23:44 |
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