歴史・戦史研究「ちはら会」

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zoom RSS 機動!機動!機動!常にイニシアチブを確保せよ〜スモレンスク攻防戦(CMJ)

<<   作成日時 : 2009/02/08 09:04   >>

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例会も終盤になり、最後の締めにと、sawadaさんが持ち込んだ「スモレンスク攻防戦」(CMJ)をプレイしました。前回のちはら会で龍虎さんにインストしていただいたもので、ルールはシンプルながら、極めて豊富な作戦ヴァリエーションを誇る作戦級です。今回は、勝敗的には厳しいものの、イニシアチブを発揮できるドイツ軍をmitsuが、数の暴力のソ連軍をsawadaさんが担当しました。

序盤、ソ連軍が南西部の増援を配置したのを見て、ドイツ軍は全力でこの敵を叩きに行きます。兵力的には互角に近いですが、敵も十分な数がいないので、装甲による戦闘後前進がうまく決まれば、押し込めるはずです。唯一、後詰めのいないソ連軍を後退させると、戦闘後前進で跳躍して、敵の戦車部隊を包囲し、3:1攻撃をかけます。ところが、ここで、痛恨のAR!逆に突出した2個装甲連隊が包囲攻撃を受ける羽目に。確率は1/2だったんですが、赤軍の気合いが勝り、DR!後退できない2個装甲連隊が壊滅・・・この時点で、主力の2個装甲連隊を失ったことは、兵力的にもVP的にも致命的だったので、投了に・・・安易な攻撃だったとはいえ、ああ、第2ターンで昇天とは!とほほほほ・・・。

このままでは、名が廃ると、奮起したドイツ軍は、すぐに再戦へ。二度目の轍は踏まないと、今度は南西部を増援に任せて、主力はスモレンスクに差し向けます。兵力を集中する前に、スモレンスク周辺の敵を各個撃破する作戦です。十分な部隊を集結したドイツ軍は、固定増援と選択増援の間に、主力を突入させ、これを分断。まず、全力で、固定増援部隊を叩きます。圧倒的な戦力差に飲み込まれ、固定増援部隊は、西方の森林地帯に押しやられます。

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一方、南部でも、増援を投入した攻勢が成功し、南西部を制圧。フリーハンドを得た西部からの増援部隊は、クリチェフ−スモレンスク・ラインに展開し、次の動きを待ちます。敵は、これを見て、ポチノク周辺とスモレンスク−ヤルツェボ間に、大部隊を集結します。

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ならば、先手を取って、攻撃だァ!ドイツ軍は、ポチノク周辺の部隊に対し、南北から挟み込むように攻撃をかけます。今まさに、攻勢に移ろうとしていたソ連軍は、各個に分断され、混戦に巻き込まれます。また、スモレンスク−ヤルツェボ間に集結した敵に対しては、3個装甲師団が正面攻撃をかける一方、背後から迂回した第3装甲集団が挟撃をかけ、敵戦線を蹂躙します。分の悪い消耗戦に引き込まれ、ソ連軍は戦線を維持するのがやっと。

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転機は、第6ターンに訪れました。損耗を続けるヤルツェボ前面のソ連軍戦線が、ついに決壊!スモレンスク西方で大穴が開きます。このチャンスに、快速部隊がスモレンスク−ドロゴブーシィ街道を突進し、これを占領!さらに、逃げ遅れたソ連軍を各地で包囲し、殲滅していきます。ソ連軍も、砲兵による背水の陣で、一時的に敵を押しとどめることはあったものの、全般的な劣勢はいかんともしがい状況に。スモレンスクはもちろん、ドロゴブーシィ・イェルニャも陥落が確実になり、今度はソ連軍の投了となりました。

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かたや、2ターンのソ連軍サドンデス、かたや、最終ターンのドイツ軍サドンデスと、両極端な結果になりましたが、決してバランスが悪いわけではなく、むしろ、両軍の取り得る作戦の幅の広さといえます。ルールがシンプルな分、毎ターンに激しく変わる展開を冷静に判断し、大局的な戦略眼を持つ側が勝利するタフなアイテムです。傑作ハリコフ並みに、2時間もあれば、片がつく「スモレンスク攻防戦」ですので、機会がありましたら、再戦をしたいものです。

最後のイメージは、必死に(?)スモレンスクを捜すリンクスさん。たしかに、ランドマークの少ないロシアの大平原ですので、ベテランでもないと、なかなか位置はわからないですよね(むしろ、すぐにわかる方が怖いかも・・・こいつ、ふつーじゃないな、って、笑い)。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
先日はお相手いただきどうもありがとうございました。
ソ連軍の薄い戦線は結局役に立ちませんでした。やはり、広大な領域を守るには戦力的に無理があるようで、余剰戦力で集中突破されてしまうと脆いことを学びました。まだまだ精進が必要なことを痛感いたしました。
また機会があれば、胸をお貸しいただけたらと思います。
sawada
2009/02/09 00:54
このゲームは、ルールはシンプルですが、戦力のバランスに、熟慮を要します。VP的にはともかく、運用はソ連軍の方が難しいように(やりがいのあるように)感じます。ソ連軍の場合は、一度、投入したら、転進など、不可能ですから・・・。

融通の利かない部隊を駆使して、敵の苦しいところや嫌がるところへ攻勢をかけ、ドイツ軍の意図をくじいていく、醍醐味があります。かなり、根暗な楽しみっすね(笑い)。硫黄島の洞窟陣地みたい・・・。
mitsu
2009/02/09 23:02

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