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3時前になって、最後の来場者の龍虎さんが、登場。わざわざ、アクアラインを経由で(高い通行料を払って!)、来てくれました。で、到着後、はじめにしたことが「ご飯、食べさせて〜」(笑い)。遅いお昼で、戦の準備です。 しばらく、大祖国戦争や日露戦争を見学したあと、mitsuと「スモレンスク攻防戦」(CMJ)を対戦することになりました。龍虎さんとは、以前、中野歴研究会で「独ソ電撃戦」をプレイしたことがあります。さくさくしたテンポと軽妙な語りが、とても楽しかったです。 今回は、傑作と名高い「スモレンスク攻防戦」をインストしていただくことに・・・そう、最近、B級にかまけていて、噂に聞くこの名作は、未プレイだったんです。陣営は、龍虎さんがドイツ軍を、mitsuがソ連軍を担当しました。 まず、戦場ですが、スモレンスク南部を中心とした大平原が舞台になります。選定が絶妙なのが、両軍にとってのVP地点が、マップ端に広く点在していること。ドイツ軍にとって、最大のポイント都市は、北のスモレンスクと東のイエルニャです。逆にソ連軍は、中央から南西部に、VP地点が点在しています。 よって、機動力と一点での破壊力に勝るドイツ軍は、各方面に最低限の戦線を張りつつ、中央平野部に主力を置き、敵の増援を見ながら、機動攻勢をかけます。強力なドイツは、おそらく2方面での攻勢はできますが、3カ所は無理。重点の形成と果断な攻撃が、死活を分けます。 一方、ソ連軍は致命的な足の遅さを補うべく、各方面にそれなりの戦線を作り、マップ全体で調整をしながら、ラインを押し上げていく形になります。兵力の割り振りと丁寧な戦線管理、そして、状況が整ったあとの一斉反撃が、必要になります。典型的な内戦戦略と外線戦略の戦いになります。 序盤、イニシアチブを持つドイツ軍は、スモレンスクを放棄し、主力をイエルニャに向け、ここに戦線を張ります。同時に、クリチェフ近郊で攻勢を取り、南西部の諸都市の確保を行います。まだ、敵の衝撃力を図りかねている赤軍は、各方面に戦線を張り、敵の攻勢を待ちます。唯一、クリチェフ近郊では、増援をつぎ込んで、がっぷり四つの態勢をとります。 中盤、十分な装甲兵力を集結したドイツ軍は、攻勢に出ます。イエルニャに最低限の戦線を残すと、主力はスモレンスクへ!最大で15戦力になる高密度攻撃で、あっさりスモレンスクを奪還。そのままの勢いで、ドロゴプーシィ方面に進出します。ソ連軍はやむを得ず、増援をつぎ込んで、一端、防御態勢に。そのまま、押されるときつかったんですが、森林地帯での主力の拘束を嫌ったドイツ軍は、スモレンスク方面に兵を戻し、機動防御態勢に入ります。 ゲームが動いたのは、中盤の後半でした。各戦線に十分な戦力を蓄えたソ連軍が、反撃に出ます。まず、イエルニャで不用意に突出していた自動車化歩兵連隊を、包囲殲滅。相討ち上等の殴り合いに入ります。スモレンスク北方にも強力なソ連軍が集結しているので、ドイツ軍は、やむを得ず、一部の機械化部隊をイエルニャ方面にシフトして、受け流そうします。 「ドイツ軍の主力、動かず」と、見た赤軍は、イエルニャとロスラウリに大増援を送り込んで、一斉反撃に出ます。反撃用の砲兵が十分にあったことも幸いし、戦闘後前進が次々と決まり、イエルニャ方面のドイツ軍戦線を蹂躙していきます。一方、中央部では、分厚い戦線のソ連軍が、無人の野をポチノクに向けて進軍します。龍虎さん、思わず、「う〜ん、危険が危ない!」とギャグを一発。 この南東部の危機に、ドイツ軍が選んだのは、なんとドロゴブーシィへの積極攻勢でした!南部とスモレンスク方面に最低限の兵力を残すと、ホトの第3装甲集団と協同で、北東部の戦線を突き崩します。うまく、道路を開通できれば、勝機はあったんですが・・・。赤軍が急ぎ、兵力を転用したことで、間一髪、この間隙が埋められます。これで、最後の攻勢も万事休す。 敵の行き詰まりに乗じて、ソ連軍は中央部とスモレンスクの両方で、スチームローラーを仕掛けます。兵力の少なくなった戦線を蹂躙し、ポチノクとキスラヴィチを解放。とどめはスモレンスクでの技巧的な包囲戦でした。砲兵による戦闘後前進を使って、スモレンスク北方の2個装甲大隊を包囲すると、全兵力をかき集めての2:1攻撃。これが、見事に決まって、殲滅!敵への損害と都市の占領により、ソ連軍の勝利となりました。 はじめてのプレイでしたが、龍虎さんのわかりやすいインストと、財前さんのさりげない作戦指南のおかげで、十二分に楽しめました。的確な状況判断と重点形成の決断の面白さは、同システムの傑作「ハリコフ攻防戦」(CMJ)以上!こりゃ、評価が高いはずだ。いろいろな作戦を試してみたくなりますね〜。 なお、このプレイの間、龍虎さん及びその雰囲気に「感染」したギャラリーから、数々の龍虎節が飛び出したのは、周知に事実です(笑い)。 「ZOC、ZOC、こんにちは!」 「危険が危ない!」 「命あげない(くれない)」 「おれたちゃ、悪魔だ、死に神だ〜」 都内の有名例会で顔を合わせている3人衆のやりとりも、絶好調。大祖国で一杯一杯のはずの金吾さんが「さすが有名ブロガー!」とか茶々をいれたり、一見、紳士ぜんと別卓でプレイしていた財前さんが遠い目で「また、やっちゃいましたか」と微笑みながら、突っ込みを入れるなど。 でも、一番、「テンパってる」(本人談)はずの龍虎さんが、すかさず、「じゃかーしい!」「今度、覚えてオレ〜」と軽妙な返しをするあたりは、さすが関西人と感心しました。楽しい龍虎(&財前)ワールドをありがとうございました。 |
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