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zoom RSS 4周年記念のイベントは、硫黄島大会!〜IWOJIMA(MMP)5戦

<<   作成日時 : 2008/12/13 08:41   >>

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 事前の告知通り、この日の最大のイベントは、MMP版IWOJIMAの「海兵隊激闘」大会でした。

 オリジナルの「激闘!硫黄島」(GJ)は、ちはら会・千葉会の定番アイテムといえるもので、いつでも対戦ができるほど、多くプレイが行われてきました。千葉会では、硫黄島の巌窟王TRUIGUNさんやミヤポンスキーさんなどの名手が、際限ない戦いを繰り広げ、ちはら会では、TOMMYさんの東海岸要塞策など、様々な上陸バリエーションが生まれました。おそらく、両会のプレイ総数は、100を超えていることでしょう。

 自分も、もっぱら洞窟陣地でインストやガチ対戦を繰り返し、30戦以上の激戦を楽しんできました。これほど、一つのアイテムをプレイし続けたのは、「ガンダム戦史」(ツクダ)や「熱闘!ペナントレース」(HJ)、初期の「スコードリーダー」(AH)くらいなものです。

 今年、このアイテムが海を渡り、MMPから「IWOJIMA-RAGE AGAINST THE MARINES」として、再販されました。オリジナル・デザインのワークスゼロさんから、「日頃のご愛顧のお礼に」と、このMMP版を寄贈していただきました。4周年を飾るには、このIWOJIMAしかない!と、記念大会を開くことに・・・。

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 大会のルールは、mitsuまたはTOMMYさんの帝国陸軍と対戦して、海兵隊で最も勝利した(勝利に近い)プレイヤーが優勝、というもの。この呼びかけに、5人の挑戦者が、「海を渡って」やってきました。

[第1戦 海兵隊(morita)対帝国陸軍(mitsu)] 
 この日、最初の硫黄島カード。moritaさんは初プレイながら、研究記事やブログを読み込んできたらしく、南部重視策をとります。第1ターンに擂鉢山と千鳥飛行場に砲爆撃を行い、第2ターンには姿を現した海軍砲を、千鳥飛行場で撃破します。と、ここで、いきなり、二つ根浜に主力が上陸開始。

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 しかし、これは早すぎました。まともな砲爆撃なしにビーチに上陸したことで、海岸防御策をとっていた帝国陸軍の火線に、絡め取られます。5ユニットの隠蔽部隊の防御射撃により、7ステップが瞬殺、1個師団が完全に半壊します。それでも意地で、1ユニットが擂鉢山に侵攻し、これを占領します。

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 あまりの損害に驚いた海兵隊は、以後は確実に砲爆撃を集中して、占領エリアを広げていきます。第4ターンに二つ根浜に橋頭堡を設立し、第6ターンに千鳥飛行場を占領します。

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 が、やはり、序盤の損害が多すぎました。第5ターンに師団砲兵が上陸したことで、砲爆撃はかなり強力になったものの、地上部隊の火力が弱く、制圧が遅れます。
 この遅れで時間を得た日本軍は、各地から部隊を引き抜き、船見台飛行場に投入し、大要塞地帯を築き上げます。海兵隊は、何度となく、ここに砲爆撃と強襲をかけましたが、陥落せず。第8ターンまで、ここを死守します。
 後が無くなった海兵隊は、船見台を迂回し、先に元山飛行場を占領。そして、第9ターンについに、船見台を占領しましたが、ここで時間切れで終了。

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 多くの土地を確保し続けた帝国陸軍が、56点差の大差で寄り切りました。早期の上陸が仇になった形ですが、それでもサドンデスにならなかったのは、moritaさんの粘り腰でしょう。

[第2戦 海兵隊(sawada)対帝国陸軍(mitsu)] 
 続いて、緒戦の様子を観戦していたsawada海兵隊との戦い。

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 sawadaさんは、事前索敵の必要性を痛感したのか、なんと第1ターンに南部一帯に「偵察爆撃」をかけてきます。実質的な効果はほとんど望めませんが、こうすることで陣地をあぶり出し、日本軍の配置を予測することができます。

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 この偵察で確信を得たのか、いきなり、北部に1個連隊を上陸させてきます。すわ、新手かと、若干、驚きましたが、「1個連隊では、たいしたことはできないはず」と判断し、あえて平静を装います。
 第2ターン、予想通り、南部に主力が上陸してきます。が、上陸位置は、予想を覆し、鶯集落に!実は、ここにもそれなりの部隊を配置していたのですが、第1ターンの様子から、東海岸上陸だろうと思って、部隊を移していたんです!まるで、史実の沖縄戦か?! それでも、備え付けの機関砲が、第一陣に出血を与えますが、スタック制限いっぱいの集中上陸で、あっさり橋頭堡ができます。一度は、これを粉砕するものの、第3ターンには、橋頭堡が機能しはじめます。

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 戦車・砲兵そして、第3海兵師団の上陸が始まると、日本軍はただ時間を稼ぐことしかできません。アメリカ軍は、慎重に着実な前進を続け、第4ターンには船見台を占領します。さらに、頼りの長距離砲が、艦砲の「砲兵狩り」に遭って、消滅します。
 一歩、間違えれば、敗北の坂を転げ落ちる危機でしたが、これを救ったのは、皮肉なことに、アメリカ軍の上陸位置でした。中部に上陸したため、飛行場の占領にはよかったものの、擂鉢山方面に守備隊を割かねばならず、地上部隊の打撃力が半減。sawadaさんの慎重な進撃も作用して、被害も少ない代わりに、占領も遅々として進まず。
 第5ターンに千鳥飛行場を占拠、第6ターンに元山飛行場を占領、第9ターンに北飛行場を確保と、確実に飛行場を抑えたものの、ここでジ・エンド。やはり、土地を確保し続けた帝国陸軍が、勝利しました。

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 ただし、点数差は、16点。海兵隊が損害を抑えたことと、飛行場の占領で地道にVPを稼いだことが、善戦を産みました。

[第3戦 海兵隊(リンクス)対帝国陸軍(mitsu)]
 3戦目は、ワークスゼロからの刺客(?)リンクスさんとの対戦。リンクスさんとは、以前、千葉会でプレイしていて、その時は(ルール間違いはあったものの)帝国陸軍で敗北しています。今回は、相手の「人となり」を考え、かなり慎重にセットアップしました。
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 その名も、「二つ根浜の後出し要塞陣地」。MMP版では強化することの多い二つ根浜ですが、今回は、セットアップ後の隠密移動で(!)、ここを強化することにします。狙いは、リンクスさんの「砲撃外し」です。
 かつては、砲爆撃をするとマーカーが残り、ここに移動してきたユニットは露顕化したのですが、MMP版ではこれがオミットされています。そこで、あらかじめ、二つ根浜に投入するユニットの一部を、擂鉢山と千鳥飛行場に「退避」させておき、砲爆撃が終わった後でせっせと戻す作戦です。末期戦のキュストリン防御陣地で、ドイツ軍がソ連軍の砲撃を避けるために使った手で、日本軍の移動判定drが悪いと、あっという間に上陸・蹂躙されかねませんが、そこは砲兵の援護とdr根性で乗り切るつもりです。
 結果から言うと・・・今回は、この作戦が完全にビンゴしました。第1ターンに、空に近い陣地を叩いた海兵隊は、第2ターンの上陸で、二つ根浜に侵攻しますが、ここには擂鉢山陣地から駆けつけたフレッシュな部隊と砲爆撃を生き残ったステップロスした機関砲が待っていました。「え〜、さっき、叩いたはずなのに!」「へっへっへ〜、後から移動してきたんですよ」至近距離から猛射を浴びた海兵隊は、血みどろになります。

 が、これで楽勝かと思いきや、やはり、リンクスdrは凶悪でした!友軍を救うために、投入された艦砲と空軍が、確率を無視したdrを連発!命中率は1/3なのに、15発で7ヒットとか、8ヒットを繰り出す、リンクス・マジック(確率50%以上)。極めつけは、第3ターンに振った10発で8ヒット!どうなってるんじゃい!(笑い)しっかり計算した防衛線が、瞬く間に消滅し、飛行場を占領されます。 

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 この「リンクスの暴風」は第5ターンも続き、擂鉢山も陥落。

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が、粘りもここまででした。なんとか、劣勢を挽回したい海兵隊が、強引に前進したところを、日本軍の防御射撃が襲い、海兵隊の損害が急増!第6ターンに、西戦車連隊の待ち伏せを受けたシャーマン大隊が壊滅したことで、日本軍のVPが40点に到達。サドンデス勝利となりました。

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 この対戦の様子は、リンクスさんのブログにも、掲載されていますので、そちらもどうぞ。http://nikukyu3go.blog107.fc2.com/

[第4戦 海兵隊(MM)対帝国陸軍(mitsu)] 
 例会も後半となり、仕事場から駆け付けてくれたMMさんと、第4戦に入ります。MMさんは、久しぶりのプレイだったので、奇をてらわず、標準的な南部防御策をとります。堅実な性格のMMさんなので、慎重な上陸と考えていたのですが・・・。

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 なんと、海兵隊は、いきなり第2ターンに上陸を敢行します。しかも、鶯集落と翁浜に1個師団ずつの投入です。翁浜はそれなりに強化していたので、とりあえず、足止めに成功しますが、鶯集落は砲爆撃がきっちり効いて、橋頭堡を築かれます。
 両方を同時に叩くか、一方を徹底して叩くか?迷った日本軍でしたが、投入できる砲兵数が多い鶯集落に、持てる全ての砲弾を撃ち込みます。その数は、迫撃砲×2、長距離砲×1、海軍砲×1、さらに、噴進砲!のべ、15発+1d6ダメージの猛爆撃は、海兵隊に容赦なく降り注ぎ、なんと9ヒット!海兵隊1個師団が、最後の1ステップにまで減退し、西部の兵力は事実上、消滅しました。
 この大損害に勝機はない、と判断したMMさんの申し出で、第2ターン投了となりました。

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[第5戦 海兵隊(kawa)対帝国陸軍(TOMMY)]
 今大会最後の、そして、優勝を賭けた対戦は、kawaさんとTOMMYさんのベテラン対決になりました。帝国陸軍及びインスト役は、自分に次いで洞窟陣地の経験が多いTOMMYさんです。

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 TOMMYさんは、自分とは正反対の内陸防御策をとったため、kawa海兵隊は、比較的少ない損害で、上陸に成功。このまま、押し切るかと思われましたが、後半に兵力温存策と経験が物を言い、帝国陸軍の勝利となりました。点数差は、18点!わずかに、sawadaさんに及びませんでした。
 別の対戦をしていたので、詳細は不明ですが、よろしければ、当事者からのコメント(またはAAR)をお願いします。

 全5戦とも、帝国陸軍の勝利で終了しましたが、MMP版では、日本軍プレイヤーがやり込んでいると、オリジナルより勝率は高いようです。ともあれ、はじめてのIWOJIMA大会を、無事に終えることができ、よかったです。自分は、朝から晩までのべ4連戦をして、久しぶりに硫黄島漬けの一日でした(さすがにヘロヘロです、笑い)。

 最後に、優勝者のsawadaさんに、プレゼンテイターのリンクスさんから、「硫黄島温泉セット」が手渡されました。

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中身は、日本各地の「温泉の素」と、ある場所で手に入れた本物の「硫黄」。これから寒い冬がやってきますので、「硫黄島」に想いを馳せながら、ご活用ください(笑い)。

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 sawadaさん、優勝、おめでとうございます!!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
楽しい対戦をありがとうございました。
色々と新たな要素が加わって、「これはこれで」って感じですよね。
しかし、mitsuさんの研究魂には恐れ入りました。私もまたダイス目鍛えておくんで、また対戦しましょう。
リンクス
2008/12/13 14:28
「ソロで鍛えた作戦研究」対「リンクスさんの鉄の暴風」・・・どういうわけか、独ソ戦を思い浮かべてしまいました(笑い)。

自分で考案しておいてなんですが、何度か海兵隊側の立場でソロ研究しても、今のところ、帝国陸軍の「南部要塞陣地策」を攻略できません。海兵隊の早期上陸・橋頭堡構築を防ぐ、不退転の決意と隠蔽移動、得意のブラフ(?)があれば、早期上陸はかなりの代償(敗北)を強いるようです。

本日の対戦を入れて、帝国陸軍で5戦しましたが、想定内の勝利で収まっています。かといって、オリジナルのような北部上陸は、厳しいし・・・。果たして、MMP版は、海兵隊の墓場か?!
mitsu
2008/12/14 18:08

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