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zoom RSS プロフェッショナルな「テスト」対戦!〜ペデスタル作戦(ちはら会オリジナル)

<<   作成日時 : 2008/09/10 22:38   >>

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宮永さんが来てくれたのなら、ぜひ、ちはら会オリジナル作品をプレイしていただこうと、用意したアイテムが「ペデスタル作戦1942」(ちはら会オリジナル)です。昨年4月に完成した、極マイナーの地中海戦域の作戦級−マルタ島救援作戦です。詳しくは、以前の記事をどうぞ。
http://chiharakai2005.at.webry.info/200704/article_13.html

完成直後にデータを送ってCMJに相談したことがあり、その時の担当者が宮永さんでした。当時を思い出しながら、mitsuのインストで対戦をしていただきました。攻撃側の枢軸軍を宮永さんが、ひたすら堪え忍ぶイギリス軍をmitsuが、担当します。

序盤、枢軸軍の「海の狼」が、輸送船団と護衛艦隊に襲いかかります。最初のチットは、史実通りの「U73」。熟練のサブマリーナーが対潜スクリーンをかいくぐり、魚雷発射、命中!完璧なヒストリカル展開で、空母イーグルを轟沈します。さらに、第2ターン、イタリア潜水艦隊が登場し、こちらもまさかの奇襲に成功!今度は、マルタ島に戦闘機を輸送中のベローズ艦隊に襲いかかります。至近距離から放たれた魚雷は、旧式空母フューリアスを引き裂き、こちらも撃沈です。開始早々に、ロイヤルネイビーは、史実を上回る大損害を喰らいます。怒り心頭の英海軍は、猛烈な対潜攻撃でUボートを撃沈しますが、なぜか、イタリア潜水艦を取り逃がし、さらに再投入チェックで次ターン以降の再使用になってしまいます。

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中盤、サルディニア島からの空襲がはじまります。ハインケル、ユンカース、サヴォイヤなどの航空機が、途切れることなく艦隊を襲いますが、「対空監視」の戦術チットと2隻の空母のCAP、猛烈な対空砲火(14dr!)が紺碧の空を覆い、ほとんど敵機を寄せ付けません。艦隊は、一日目の夜に突入します。明けて、第5ターンも、同様の空襲で幕を開けます。分厚い対空砲火の間隙を縫って、時折、少数の航空機が爆撃をしますが、水しぶきをたてるのみ。さすがに、2戦艦を含む護衛艦隊の防空力は、強大です。

と、ここで、「イタリア戦艦隊」が、まさかの出撃!イタリア本土沖で哨戒中の展開する第10潜水艦隊が、戦艦ドーリアを損傷させますが、イタリア軍にあるまじきハイモラル(?)で警戒網を突破し、船団への接触に成功します。最高速で船団に肉薄するマカロニ艦隊を、RNが陣形を整えて、迎え撃ちます。ここに、地中海最大の海上砲撃戦−サルディニア島沖海戦が勃発します。

隻数ではRNが有利、打撃力では重巡を要するイタリア艦隊がやや優勢の戦いでしたが、結果はお互いの思惑を反映したものになります。敵の対空力を削減したいイタリア軍は、戦艦には目もくれず、もっぱら防空軽巡と軽巡を狙い撃ち!6隻の軽巡と若干の駆逐艦を、撃沈または損傷させることに成功します。一方、敵を確実に沈めたいRNは、戦艦とCL、DDに砲撃を集中し、戦艦1/軽巡3/駆逐艦9を撃沈します。敵は、船団まであと一歩まで肉薄しますが、これ以上は全滅の危険性があると判断し、イタリア本土に撤退しました。

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激しい砲撃戦により、かなりの艦艇VPを取り戻したRNでしたが、対空力は30%以上の激減をします。そこへ、計画的に襲いかかる枢軸軍の航空艦隊!第7ターンには、シシリー島の航空艦隊も参入し、わずか半日の間に約7〜8波の波状攻撃が続きます。護衛艦隊も決死の対空防御とCAPで対抗しますが、連続攻撃を受け止めきれず、3隻の輸送船が海の藻屑と化します。

そして、迎えた日没。狭水域での損害を恐れた護衛艦隊がジブラルタルへ帰投し、わずか13隻になった直衛艦隊の元、11隻の船団がマルタ島を目指します。そこへ、闇の中から殺到するTB(魚雷艇)!史実で最大の戦果を上げた小型の「肉食獣たち」が、零距離から魚雷を発射!一歩間違えれば、船団が崩壊する危機でしたが、やや低調なdrに救われ、どうにか深夜の狭水域を抜けます。

いよいよ、最終ターン。油槽艦オハイオか、または5隻以上の輸送船を沈めれば、枢軸軍の勝利ですが、ここで来たチットは「マルタ島戦闘機隊」!かろうじて、航空スクリーンを張った船団に対し、高爆撃力を持つ枢軸軍が、遮二無二、攻撃をかけます。スツーカ40機に、サヴォイヤ50機、そしてスツーカ60機の大編隊!マルタのスピットファイヤとボーファイターが乱舞し、船団が決死の退避行動を取りますが、飽和攻撃を受け止めきれず、輸送船が次々に被弾します。このまま、敗北かと思われるような厳しい展開でしたが、損傷した輸送船が史実同様にボロボロになりながらも、グランドハーバーにたどり着きます。結局、オハイオを含む7隻が到着し、マルタ島は救われたのでした。

2隻の旧式空母を失うものの、イタリア海軍を半身不随に追い込み、マルタ島を救援した連合軍の勝利でしたが、U73の雷撃あり、まさかのイタリア戦艦隊の出撃あり、激しいスツーカの空襲あり、と、演出的にも理想的な展開となりました。「すぐにわかるペデスタル作戦」を目指したミニゲームとはいえ、開始直後にほぼシステムを把握し、作戦コンセプトを貫徹した、宮永用兵が光る一戦でした。

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終了後もトータルの感想からはじまり、戦術チットの選択性やdr修整の簡素化、コンポーネントの工夫など、デベロップ指南までいただき、実に充実した対戦でした。多角的な視点からの指摘は、さすがプロフェッショナル!なにより「よく、作り込まれています」「同人でも発表して認知度を上げていくといいですよ」と言っていただけたことが、一番の戦果です。年末に向けて、ぜひ、「ペデスタル作戦(第二版)」を頑張ってみたいと思います。

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