歴史・戦史研究「ちはら会」

アクセスカウンタ

zoom RSS 「ここは、俺が必ず、守り抜く!!」〜アステロイド(RPGamer) 

<<   作成日時 : 2008/08/15 08:41   >>

面白い ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 2

ダグラムを終えた終盤、いのさんと話題にしていた「アステロイド」(RPGamer)をプレイしました。名作の呼び声高いA級SFアイテムで、設定は古き良き時代のSFそのものです。

画像

「太陽系の開発に乗り出していた人類は、2007年5月に未曾有の危機に陥った。狂ったマクドナルド教授が、自殺前に、採掘中の小惑星97Bに核爆弾を取り付け、地球への衝突軌道に載せた。このままだと、地球は滅亡する!残された手は、ただ一つ・・・小惑星97Bに乗り込み、電子頭脳を停止し、自爆させるのみ。地球の運命は、フォボス宇宙ステーションに居合わせた、一握りの勇姿たちの手に委ねられたのである。」

ちなみに、事件が起こったのは、2007年5月(!)。GDWから発売された当初は、「近未来SF」だったんですが、すっかり「過去」になってしまいました。おお、我々が知らないうちに、こんな大事件が起こっていたとは!(笑い)

21世紀初頭は、アステロイド開発くらいしているはずだったんでしょうね。現実は、やっと火星に2度目の無人探査機が・・・。そういえば、もう40年も、人類は他の天体(惑星・衛星)の土を踏んでいないんですよね。ひょっとして、あの「月面」も、ユ○バーサル・スタジオだったとか?!

閑話休題。地球ならぬ、例会の残り時間を気にしながら、人類側(mitsu)対コンピューター側(いの)で、対戦となりました。

[序盤]
アステロイドに取り付いた12人(1体はロボット)+1匹(犬)は、早速、外壁を爆破すると、内部への侵入を開始します。突入地点は、マップ6の外側通路。まず、(敵コンピューターを欺瞞しやすい)教授のロボットが先頭に。踊り場には、一体の汎用ロボットがいましたが、動作確認チットはFrendly(人類の味方)!「ラッキー!いきなり、味方が増えた」敵がいないことを確認した地球側は、次々とPCが侵入をします。出だしはきわめて好調です。

画像

味方になった基地ロボットには敵が反応しないことを利用し、この汎用ロボットを斥候にして、人類側は奥へと進んで行きます。通りを抜けた第1の部屋には、未確認ユニットがありましたが、偵察により、コンピュータ端末と判明!(操作に成功すれば、情報を引き出せます)またも、ラッキー!

が、これを使うためには、見晴らしのいい通路を横切らなければならず・・・。奥には別の汎用ロボットが控えている状況。そこで、射撃のうまいジョージと破壊力抜群のガンナーが、同時に飛び出し、様子を窺います。案の定、動作確認はHostile(敵対的)! 汎用ロボットが射撃をし、ジョージに命中しますが、奇跡的にかすり傷に(1/2の確率)。間髪入れず、ガンナーが反撃し、一撃でこれを撃破します。この騒動で、さらにもう一体の汎用ロボットが作動しますが、こちらは第2部屋に一斉突入した、ハンセン・ジョージ・ラッキーが、難なく破壊します。

画像

安全が確保されたので、早速、ドラクロワ教授と弟子のキルビーが、コンピュータ端末に取り付き、操作をしたところ、レーザー粉砕銃の位置(下層階)が判明!ところが、同時に警戒装置が作動し、端末はショートに。2人は感電は免れたものの、警備ロボット1台が作動し、上層部の奥からPCに向けて移動を開始します。

これは、うかうかしていられないと、人類側は側にあった階段から、斥候の基地ロボットを先頭に、下層階に。ところが、下の踊り場で待っていたのは、警備ロボットと採掘ロボットの最強コンビ!階段のため、一斉突入は難しく、かなりの犠牲を覚悟しなければならない状況です。前方にはロボットコンビ、後方からは警備ロボット・・・このまま、突入しても活路はないと判断した人類側は、まだ、PCが見つかっていない状況をいいことに、一目散に階段を駆け戻り、突進してくる上層階の警備ロボットを待ちます。

画像

はたして、第13ターン、第2部屋に戻った人類側を、警備ロボットが襲撃します。警備ロボットは、ニコルを射撃し、可能ならば連れ去ろうとしますが、drが恵まれず、失敗。一方、人類側も4人が続けざまに射撃しますが、厚い装甲(撃破値+1)に阻まれ、警備ロボットを破壊できません。と、そこに、飛びかかったのが、サーシャ(犬)!厚い装甲故に決定打は与えられないものの、突進による足止めで動きが止まったところを、4人の射撃が集中します。そして、ついにガンナーが高出力ライフルで警備ロボットを破壊し、小康状態になりました。

画像

[中盤]
奇跡的にここまで被害のない人類側は、作戦を変えます。マップ6からの降下をあきらめ、おそらく階段があるであろう、隣接するマップ7へと向かいます。一方、攻撃をしない限り、発見の畏れのない偵察ロボットは、下層階を片っ端から走査し、電子頭脳を発見次第、別の階段から主力が接近することにします。

途中、手に入れた電子キーを片手にあっちこっち歩きながら、マップ7へ。すると、やはり、ありました、階段!ちょっと距離はありますが、安全には変えられないと、一行はゾロゾロと下層階に向かいます。

一方、好き勝手に下層階を走り回る偵察ロボットは、ついに電子頭脳を発見します!場所は、ほぼ、下層の中枢部の部屋。ちょうど、人類側の先頭には、コンピューター技能に優れたキルビーがいたので、そのまま、突進しますが、ああ、ここでついに警備ロボット隊に発見されます。キルビーは一か八か、部屋への突入を試みますが、前方から現れた汎用ロボットと警備ロボットの射撃を受け、命を落とします(電子キーも破壊!)。さらに援護のために前進したジョージも、至近距離から警備ロボットの射撃を受け、死亡!これを目の当たりにしたニコルは、絶叫します。「いやあーっ!!」

画像

このままでは、どれだけ被害が出るかわからないと判断した人類側は、泣く泣く通路を後退し、2組4人の射撃チームを作って、敵を待ち受けます。基地側は、警備ロボット×2、採掘ロボット×1、汎用ロボット×1と、きわめて強力。人類側は、射撃に優れたハンセンと宇宙一幸運な男−ラッキーを最前列に配備します。そして、直後に透明ベルトを持った爆弾屋デモンが突入の機会を窺います。

第17ターン、熾烈な戦闘が幕を開けます。角を曲がって、次々に姿を現す敵ロボットに対し、ハンセン・ラッキーの射撃が集中!特にラッキーは、幸運ポイントをつぎ込んで、あれよあれよと、敵を撃破していきます。敵も負けじと打ち返しますが、ここで基地側(いのさん)のdrが不発!5ターンに及ぶ射撃戦でしたが、終わってみれば、人類側には被害なしで圧勝となりました。

画像

[終盤]
敵のロボット主力隊を撃破した人類側は、これ以上、敵が集まってこないうちに、電子頭脳を破壊せんと、中央の部屋に駆け込みます。キルビーが死亡し、教授が遅れている以上、頼りになるは、ラッキーだけ。先ほどの戦闘でかなりの「運」を使い果たしているのが気になりますが、一か八か、ラッキーの強運にかけます。果たして、結果は・・・電子頭脳が停止!無事に、自爆装置も稼働し、とりあえず、地球は救われました。後は、一人でも多く、脱出するだけです。

画像

ここで、いのさんが、ニコルのロマンスの相手を告げます(恋人と一緒でないと、ニコルは脱出できません)。その相手は、ジョージ。ん、ジョージ?もう、死んでまんがな!!(笑い)というわけで、ニコルはジョージの遺体に口づけをすると、なんの未練もなく、脱出口に向かうことになります(大笑い)。

一方、電子頭脳が停止したことにより、基地側の全てのロボットは、一斉に活動を開始します。どうせ、(爆破で)死ぬなら、一人でも道連れにと、上層階の退却路に向かうロボット群!脱出路を押さえられたら、足の遅い教授や射撃下手の泥棒−Alexのいる人類側は、ゆゆしき事態になります。

第32ターン、ついに警備ロボットと汎用ロボット1台が、退却ルートの通路に到着します。付近には、白兵戦専門のサーシャ(犬)と教授のロボット、そして、我らが希望の星-ガンナー!高出力ライフルを持つ彼は、通路のもっとも奥に陣取ると、駆け寄るロボットに連射を浴びせます。露払いの汎用ロボットが一撃でお釈迦になった後、本命の警備ロボットが突っ込んできます。飛び交うビームとビーム!その結果は・・・?!

画像

ガンナー気合いの一発は、見事に警備ロボットを貫き、これを撃破!しかし、同時に警備ロボットのレーザーが、ガンナーの胸部を貫きます!・・・駆け寄るサーシャをなだめながら、ガンナーは永遠の眠りにつきました。彼は、自らの命をもって、仲間の退却路を守り通したのでした。

と、ここで、人類側の脱出が確実になったので、終了。キルビー、ジョージ、そして、ガンナー、3人の尊い犠牲と引き替えに、人類は救われたのでした・・・。

画像

いやー、おもしろかった!これぞ、まさに古典SFの金字塔!アステロイドの「迷宮」と、個性豊かな登場人物、そして、ギミック一杯の演出と、噂に違わぬ傑作です。できるところまで、ということで、プレイした「アステロイド」でしたが、いのさんの素早い進行のおかげで、2時間ちょっとで終えることができました。

このゲームは、ガチンコのSLGとして対戦すると、人類側にほぼ勝機はないので、今回のように、ベテランにインストをしてもらうと、いいです。そういった意味では、形はSLGながら、魂はきわめて良質のTRPGということができます。基本ルールは、わずか2ページ強。それに倍する特別ルールがありますが、規定というより、SFを楽しむ設定と考えれば、読むのは苦になりません。

また、ぜひ、ちはら会で再戦したいものです。今度は、自分もインスト役を引き受けますので(あれっ、いつものこと?)
、ご希望をお寄せください。

こちらも、いのさんから、熱〜い「電子頭脳の心得」が届いているので、掲載します。

「アステロイドの件ですが、今回はマップを全てオープンしてプレイしましたが、本来は侵入したマップごとに、オープンする方法でプレイします。又は、マップを予めコピーし、硫黄島のように、シングルブラインドでプレイする方法が臨場感がありますが、電子頭脳プレイヤーが相当有利になります。今回の方法でプレイすると、裏返したユニットを目標に進むのでプレイ時間の短縮にはなります。

今回mitsuさんもプレイして気付いたと思いますが、あくまで人類側プレイヤーを楽しませるようプレイするもので、電子頭脳側が勝利する必要はないと私は考えます。電磁頭脳側が勝利すると、かなり人類側プレイヤーはヘコミます。それほどこのゲームはバランスに偏りがあるものと思うのです。

それと今回は失念していましたが、ドア越しにロボットをセットアップする方法があります。ドアを蹴破る又は、電子キーで明けた瞬間・・・正面に警備又は採掘ロボットが・・・(あーこわっ)

相手を楽しませるゲームですので、勝利ご奉仕ゲームとしてくださいねぇ。

次はマクロスのシティファイトですかぁぁ???」

いよ〜っ!Mr電子頭脳!?!

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
面白い
ナイス

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
♪透明人間、現る現る?!〜アステロイド(GDW)
ハードなタイタンが終了後、そのままの組み合わせで対戦したのが、傑作SFゲームの「アステロイド」(GDW) です。その根強い人気から、日本ではGDWの出版に始まって、HJ版、RPGamer版と二度の再版をされています。詳しくは、以前の記事をどうぞ。 http://chiharakai2005.at.webry.info/200808/article_17.html ...続きを見る
歴史・戦史研究「ちはら会」
2009/08/11 11:52

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
うまいっうますぎるぅぅ。みっつぁんのAAR。
さらに追記すると、電子頭脳は破壊まで持ってくることです。
その後は全てのロボットが活性化するので・・・。
そうです・・・生きて帰さんゾというシナリオがコンピュータ側の
展開でよいと思うのです。
このゲームは、まさにハリウッド映画なんですよん。
HJ版には、追加キャラクターでルパン三世、次元、五右衛門、ゴルゴ13
が登場可能ですが・・・。
ゴルゴ13だけで勝てると思いまする。(次元だけで十分かもぉ)
いのさん
2008/08/15 13:33
マスター役をありがとうございました。おかげで、十二分に堪能できました。また、機会がありましたら、ぜひ、(多人数プレイで)お願いします。

>HJ版には、追加キャラクターでルパン三世、次元、五右衛門、ゴルゴ13が登場可能ですが・・・。

へぇー!知らなかった!なかなか楽しいオプションですね。

HJ版といえば、確か「インペリウム」でも、追加ユニットがあったような・・・。赤い空戦ロボット(MS)とか、スノーウォーカーとか、全てを破壊してしまう「伝説の巨人」とか・・・。対戦では使いませんが(使えませんが)こういう遊び心は好きです。ソロAARで、こっそり使ってみたいものです。

アステロイドが話題になったので・・・
近々、「B級アイテムを救え!」を再編成し、SF級を立ち上げようと思っています。SFですが、明らかにB級ではないハードなものもあり、せっかくのジャンルに入れられなかったからです。まあ、ベースの救済は同じですので、みなさまの対戦希望をお待ちしています。

mitsu
2008/08/15 17:47

コメントする help

ニックネーム
本 文
「ここは、俺が必ず、守り抜く!!」〜アステロイド(RPGamer)  歴史・戦史研究「ちはら会」/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる