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zoom RSS 極めてシンプルな戦国ダミー作戦級〜信長の賭け(翔企画)

<<   作成日時 : 2007/12/04 22:34   >>

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次に、対戦数が多かったのが、かつてSSシリーズとして発売された「信長の賭け」(翔企画)です。こちらも、最近、ワークス・ゼロで話題になっている一作で、六万寺さんとリンクスさんのご希望アイテムでした。

まず、第1戦は、六万寺さん(織田軍)対kawaさん(今川軍)の戦い。持ってはいるけどダミーのソロプレイはできんというkawaさんに、六万寺さんがインストプレイをしました。

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kawaさんは初プレイでしたが、ベテランらしい堅実な展開で、そつなく今川義元に最低進出ラインを突破させます。あとは、VP勝負かと見ていましたが、なにやら今川軍の損害が多いぞ!えっ、中盤で10ユニットの除去!?

そう、織田軍の討ち取りチェックが、際限なくフィーバーしてしまったそうです。確かに運のしの要素はありますが、そんなのありか?!過半数の11ユニットを除去された今川軍が、サドンデス負けとなりました。おそるべし、六万寺さんのダイスパワー!

続く、第2戦は、mitsu(織田軍)対六万寺さん(今川軍)の戦い。六万寺さんのブログのリプレイや第1戦の様子から考えると、ワークス・ゼロでは、かなり積極的に戦闘と討ち取りチェックを仕掛けるようです。こういった相手(積極的な今川軍)の場合、織田軍で受け身に立つと、物量でいいようにあしらわれる公算が大です。

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ならば、こちらも、ダミーと自由配置を生かして、序盤から今川義元に圧力をかけるのみ!
そこで、砦に最低限のユニット(2ユニット)のみを配置すると、ダミーを含む残りの全兵力を、最低進出ラインの内側に突入させ、義元の首を狙います。

第1ターン、今川本隊が登場しますが、大量の織田軍(の影)に警戒し、なかなか前進ができません。これに対し、織田軍は局地的な積極攻勢を仕掛け、心理的に追いつめます。復活した空挺ダミーを敵の背後に出現させ、もっとも南の今川軍部隊に、2ユニットで攻撃をかけます。これが見事に成功し、1ユニットを除去します。結果は、もちろん、討ち取りです。

ただでさえ、少なくない本隊が危機になり(と思ったため)、進行は全く止まり、山間部で敵との対峙となります。あわてて前衛部隊からユニットを回しますが、要所に配した織田軍の足止め部隊にひっかかり、なかなか到着できません。そうこうするうちに、山地を迂回した信長本陣が最低進出ライン近くに進出してきます。もはや、ラインの突破どころではなく、戦線を固め、後ろにわき上がる空挺ダミーを懸命に除去する今川軍。

と、第5ターンに、織田軍待望の豪雨が降ります。このターンは、織田軍の討ち取りチェックに+2dr修整がつきます。絶好のチャンス到来に、再び、最南端のユニットを攻撃すると、壊滅となります。今川軍は必死にこの穴を埋めましたが、次ターンに再び、穴を開けられ、もはや戦線を維持するユニットが足りません。危うし、義元本陣!

未だ、信長本隊は到着していませんが、この好機を逃す手はない!織田軍は、使用可能な全ユニット(2部隊)を突入させると、義元本陣に攻撃をかけます。その差は、わずかに+1でしたが・・・最高の6を叩き出した織田軍に対し、ああ、六万寺さんがここで痛恨のピン!この瞬間、義元本陣は崩壊し、織田軍の勝利となりました。

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「これは、すごいプレッシャーですね」実は、織田軍の策は、かつてのシミュレーター誌やタクテクス誌(季刊)にも載っていた作戦をアレンジしたものです。最近、SLGをはじめた六万寺さんには、新鮮で強烈だったようです。対戦後に、mitsuが持ち込んだ両誌を食い入るように読んでいました。

第3戦は、六万寺さんの仇を討たんと(かどうか)、リンクスさんが登場します。陣営は、mitsuが織田軍で、リンクスさんが今川軍。

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リンクスさんはさらに積極攻勢を仕掛けると聞いていたので、織田軍は中央の本物は2ユニットのみにして、残りを全てライン上に配置します。これまでにない圧力布陣にしばし、考え込んだ今川軍ですが、思い切りよく、中央の部隊の過半を本陣救援に差し向けます。一方で、葛山支隊は敵の主力を追い回し、あわよくば信長の首を狙います。本人は知らなかったかもしれませんが、実は、これは今川軍の定石の一つです。

序盤、ラインの突破を図る今川軍と山岳部の織田軍で、激しい攻防戦となります。なんとか信長の到着まで時間を稼ぎたい織田軍ですが、本陣救援部隊も含め、2倍以上の兵力差に、どんどんダミーを削られていきます。隘路を約した本物で一時的な小康状態を作りますが、「これはきっとダミーです」と確信を持ってオーバーランをかけられ、突破は時間の問題に・・・。

と、ここで、予期せぬダイス嵐が吹き荒れます。山地の道路を塞ぐ織田軍に対し、2ユニットで攻撃をかけた今川軍がまさかの「1」。で、織田軍はなんと「6」!そう、一気に義元本隊に大穴が開きます。「・・・こ、これは、まずいです」とリンクスさん。やむを得ず、義元本陣を山地に挙げて、一歩も後退できない背水の陣で、救援を待ちます。

リンクスさんは、風前の灯火とすっかりあきらめていましたが、実は攻める織田軍も極度の兵力不足でした。ダミーこそ多いものの、主力はわずかに5ユニット。そのうち、2つは敵増援の遮断に使っているので、実質は3ユニットのみ。すでに2ユニットは混乱状態なので、義元に山に籠もられると、よくてもイーブンにしかなりません。

となると、頼りは、討ち取り修整+2がつく豪雨。織田軍は、義元を包囲すると、ひたすら雨を待ちこがれます。しかし、こういうときに限って、雨が降らないんです!ええい、コロニー公社は、何をしている?!

このままでは埒があかないと判断した織田軍は、義元本陣に強襲をかけます。DR以上が出るか討ち取りに成功すれば、その場で勝利です。戦力差は、±0のイーブン。で、気合いの入ったdrは、お互いに「6」!一歩も譲らずに、膠着。

続く、第6ターン、そろそろ雨が来てもいいのに、チットは、無情にも「晴れ」。敵の救援部隊もあと1ターンで、本陣に連絡が付くところまで来ています。ここが、義元討ち取りのラストチャンスです。戦力差は、またも±0のイーブン。で、結果も・・・やはり、膠着。ああ、このまま、VP勝負かと思われたましたが、討ち取りチェックにドラマが待っていました。六ゾロ!義元、討ち取り!

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ダイス運でどうにか勝利を納めることができましたが、こちらも独ソ電撃戦に劣らずの緊迫した対戦でした。リンクスさんの状況判断は極めて的確で、噂の確率無視のdrが出ていたら、一体、どうなっていたことか?!六万寺さんも含め、次は、作戦研究を深めてくるでしょうから、戦々恐々です(笑い)。お二人とは、また、再戦したいものです。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
このリプレイを読むまで、リンクスさんとの対戦内容は知りませんでした。
今更ながら、リンクスさんのゲームセンスの良さには驚かされます。
ほんと、ウチの女性陣は一体どうなってるんだ!?
六万寺
2007/12/05 06:51
おっしゃるとおり、はじめて直面する戦術だったにもかかわらず、リンクスさんの用兵バランスは、驚くべきものでした。一瞬、六万寺さんとの対戦内容を研究されたか、と思うくらいでした。自分が担当しても、今川軍の兵力配分と作戦は、ほぼ違いはないでしょう。

前半は、サドンデス狙いで信長を追いかけ回し、後半に討ち取りがかなわぬと見ぬと、全部隊を義元救援に向かわせる思い切りの良さ。「城などにかまっている時ではないですね」とばっさりと本質を突いていました。

これまでの経験とブラフで勝利しましたが、リンクスさんもこういったプレイを続けていれば、スキルアップも早いはずです。

危うし!ワークス・ゼロの男性陣?!
mitsu
2007/12/05 22:40
おお!ありがとうございます。
ほめてもらえて素直にうれしいリンクスです。
状況把握能力については多分TRPGでのマスター経験が役にたっているのでしょうか。
攻撃は最大の防御なり。と考えるのは多分…性格です。

また遊んでくださいね。
リンクス
2007/12/06 10:15

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