歴史・戦史研究「ちはら会」

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zoom RSS 奇数で困ったときのカードプレイ〜「万里の長城」と「モスクワ冬将軍」

<<   作成日時 : 2007/10/03 22:56   >>

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本会に続き、有志で夜討ちの部に突入しました。参加者は、六方寺さん・GONさん・mitsu
の3人です。とりあえず、手軽なものをということで、GONさん持ち込みの「万里の長城」(ドイツゲーム)をプレイします。

各プレイヤーは、同じ枚数の入札カードを持ち、万里の長城の工事請負のビッティングをしていきます。各工事区間には、ランダムで最低で1点から、最高で8点までの点数があり、どれを落とすかは、入札次第です。当然、点数の高い工事は、激しい入札になるわけで、高得点を狙って一発勝負に出るのか、あえて小さな工事で地道に得点を稼ぐかは、自由です。通常は入札額が高いプレイヤーが落札できるのですが、特殊カードで入札条件が変わることがあり、どの工事にどこまでつぎ込むのかの判断とカードの駆け引きが、勝敗を分けます。いわゆる談合なしの「正しい」公共事業の入札ゲームです。

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もっとも1回目は、そんな高度な駆け引きなんて、どこ吹く風で、3人ともただひたすら高得点の工事に殺到します(なんて浅はか!笑い)。このゲームでは、次点だった人にも「おこぼれ」(正規工事より得点の落ちる補助工事)が入るので、致命的なほどの差は開かず、そこそこの勝負になります。後半になると、GONさんが経験の強みを生かして、「+」カードの累積使用や「役人による横やり」を披露し、一歩、リードします。そのまま、終盤に全カードを使用して、勝負に出ます。先行逃げ切りを図ったわけですが、逆に手の内を抑えられ、2人の追撃で勝負はもつれます。結局、最終得点は、GONさん39点、mitsu40点、六方寺さん26点で、鼻の差でmitsuが逆転しました。

2回目は、前回と打って変わって、高度な駆け引きになるはずだったんですが・・・。いきなり出た8点の公共工事に目がくらみ、mitsuと六方寺さんが仁義無用の入札合戦に入ってしまいます。1巡目に名乗りを上げ、2巡目に額をつり上げ、3巡間にはお互いに切り札の「龍」カード(相手のカードを1枚、無効にできる)まで投入する大乱戦!いやー、人間、わかっていても引けないもんです。まさにギャンブルの負けを取り返そうと、さらに大きな負けを抱え込む心理っす。結局、投入した資金に見合わないと判断したmitsuが引き、どうにか落着します。

この争いを静観し、中盤に猛攻勢をかけたのが、GONさんでした。局外中立でずっとため込んでいたカードを使って、次々と中・高得点の工事を落札していきます。2人ともカードを消耗していたので、まともに張り合うことなどできず、試しに中得点の工事をGONさんと競った六方寺さんは、あえなく撃沈。同じような懐具合のmitsuは、やむを得ず、合計で3点(!)とか4点とかの低得点の工事を落とすのが、やっと。

終盤、有利な展開と判断したGONさんは、またも全カードを使用して、逃げ切りに入ります。六方寺さんは、消耗戦が響いて、追いかけられず。唯一残ったmitsuが、様々なカードプレイを想定して勝負をかけます。まず、一巡目に1つの工事を確定し、新たな工事を引き当てます。その得点が5。次に、入金額を累積できる「+」カードを集中投入し、これをゲット。最後は、「役人」を使って、残りの工事を枚数勝負で落札します。その結果は、GONさん25点、mitsu28点、六方寺さん21点で、またもやmitsuの逆転勝利となりました。

両戦とも、かなり勝利に近いところで逃したGONさんは、悔しがること。「やっぱり先に上がると、苦しいな・・・でも、いい条件でリーチにしないと勝てないし・・・」と、悩んでいました。

で、続いて、正統派SLGカードゲームといえる「モスクワ冬将軍」(翔企画)をプレイしました。80年代後半のカードゲーム全盛時に発売されたもので、ミルボーン(あついはモンスターメーカー)タイプの競争ゲームです。ちはら会でも、プレイヤーが奇数の時によくプレイをしています。

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第1戦は、カードのシャッフルが偏り、まさかの展開に。スタートダッシュで、六方寺さんが飛び出し、それをGONさんが追いかけます。手札もよく、4巡目ではやスモレンスクを突破(モスクワまでの半分)!で、自分はどういうわけか燃料(距離カード)が来ず、ミンスクで足止め状態に。戦闘部隊は、軽く1個装甲集団を越えるくらい、いるのに!

その後も、六方寺さんとGONさんが前進を続け、モスクワの目前に迫ります。と、ここで全員があることに気がつきます。えっ、まだ6月?!そう、あまりにも偏った山札で、1枚もタイムカードが来ず、開戦からわずか1週間で、モスクワにたどり着いてしまったんです。

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そのまま、先にゴールした六方寺さんがモスクワを攻め落とし、勝利しました。そりゃ、世界は息を呑んだことでしょう。

第2戦は、シャッフルもよく、順当な展開になります。各人は手札のバランスの悪さに苦しみながらも、9月までに半分にたどり着きます。GONさんだけが800kmと、一歩、リードしていますが、他はほぼ、史実通りの展開。

と、ついに悪夢の10月、泥濘カードがあらわれます。何がむごいって、これまで制限のなかった手札が、この月は3枚までしか持てなくなるんです。よりのよって、こういうときに強力な赤軍があらわれるもので、mitsuと六方寺さんは全く停止をしてしまいます。この状態がかなり長く続きます。

それでも、GONさんだけは、泥をかき分けながら50kmずつ前進し、妨害の赤軍の蹴散らして、ついにモスクワ前面に到着します。

11月になって天候が変わったのは、山札の終盤。mitsuと六方寺さんはやっと前面の敵を撃破し、前進を開始します。が、すでにモスクワに到着し、準備を整えていたGONさんは「ポケット」カードを利用し、一気に兵力を増強します。

そして、季節は厳冬の12月。十分な準備ができたGONさんは、3個師団+空軍+将軍を投入。順当なダイスで、モスクワを陥落させ、勝利しました。

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