歴史・戦史研究「ちはら会」

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zoom RSS こちらも、史上初のエポックメイキングな戦い〜英国戦車軍団(CMJ)

<<   作成日時 : 2007/10/30 23:14   >>

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続いての作戦級は、時代を遡ること20余年の「英国戦車軍団」(CMJ)です。第一次世界大戦後半のカンブレー戦を描いたもので、史上初めて、大量の戦車が投入されたエポックメイキングな戦いです。デザイナーは、WWTの御大こと、テッド・レーサー。マップは、ヘクスではなく、得意のエリア方式を使っています。

ちはら会常連のkawaさんとTOMMYさんが、昼過ぎから行けるところまで、ということで対戦していました。そう、このゲームは非常に評判が高いのですが、フルターンだと丸一日がかりのアイテムです。

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ドイツ軍担当のTOMMYさんはインストプレイだったこともあり、終始、連合軍のkawaさんが有利に展開をしていたようです。kawaさんからAARが届いているので、どうぞ。

[第1ターン(1917年11月20日)]
英軍は3d6の攻勢準備射撃を盛大に実施。参加した砲兵のほとんどが弾薬切れになるも
独第9予備(9R)、第20後備師団(20LW)の陣地(エリア38,40,52,60,70)を無人地帯に変えていく。独軍からの反撃砲火は無し。

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残った砲兵で、前進を援護する弾幕射撃を、進撃予定エリアを打ち込むと、戦車を先頭に怒涛の突撃を開始。上記の独2個師団は、対岸のエリア30にいた9Rの砲兵を除いて一掃された。

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英軍は初日に戦車3ユニットの故障と引き換えに、エリア40、54,62まで到達。エリア51の独第54師団主力は英軍の包囲下に陥った。(エリア51への攻勢準備射撃はハズレ。)

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[第2ターン(21日)]
引き続き英軍が主導権を握るので、攻勢準備射撃を行うが、弾薬切れ砲兵の影響で、エリア当りの砲兵密度が下がり、さらに突破の進展で敵に弾の届かない砲兵が生じ、火力が低下して思うような戦果が上がらない。

そこで、次ターンの戦果を期待して砲兵の前進と集中に努める。右翼では、強力だが戦車の支援を受けられない51師団に、エリア41への渡河攻撃をさせ、橋頭堡を構築する。また、左翼でも牽制攻勢を発動、独軍の戦線中央への集中を妨害しようとする。

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中央では移動の妨げになるエリア51の独軍を除去しようとしたが1個連隊が残ってしまった。

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[第3ターン(22日)]
攻勢準備射撃をボアロン(エリア72)に向けるか、地形効果の低いエリア63に不用意にいた独第119突撃師団に向けるか、迷った挙句、後者を選び、弾薬切れと引き換えに除去した。

また、エリア51がようやく陥落。両翼では特に進展無し。

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[第4ターン(23日)]
このターン、いきなり主導権が独軍に移る。また、疲労の影響が出始める。そのため、中央は進展無し。

右翼では、エリア41を確保、戦車を渡河させてカンブレーへの進撃に備える。左翼では、エリア86を確保し、87に侵攻した。

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[第5ターン(24日)]
牽制攻撃として始まった左翼の攻勢で突破口が開き、エリア86から騎兵がエリア73,74,63に突破。一瞬だが、ボアロンを包囲する。

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しかし、この機に実施した戦車を伴うボアロンへの突撃は撃退されてしまい、包囲も結局破られてしまう。騎兵だけでは維持できなかった。

[第6ターン(25日)]
エリア64に行動済みの砲兵5ユニットが集中しているのを見て、戦車を伴う突撃で蹂躙を試みたがダイス目が悪く、失敗。逆にエリア55を独突撃師団に奪取され、補給切れに陥る。

続く第7ターンに解囲を試みたが、既に主導権が独軍に移り、砲兵、戦車とも不足する状況では失敗に終わる。

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ここで時間切れ。この時点での稼動戦車は2ユニットのみ。

敗因?は、5ターンのボアロン攻略の失敗と、6ターンの砲兵陣地蹂躙に送った部隊(2個師団相当)が補給切れに陥ったことでしょうか。特に後者の部隊が失われると、中央で戦線を支えきれるか、非常に疑問。

時が経つにつれて、戦車は故障や戦闘で消耗していくし、砲兵は弾薬切れから回復する可能性が減っていく。そのため、英軍の攻勢は自然と勢いを失っていく。他方、独軍は増援が続々と到着し、より強力になっていく。

その攻勢限界線を見極めて防御体制に移行すべきところ、5ターンの一時的な成功に眩惑され、6ターンの無謀な攻撃に失敗して包囲され、7ターンの救出も失敗する、という悪循環に陥ってしまった。

ゲームの感想としては、「砲兵が耕し、歩兵が刈り取る」という格言そのままの攻撃と、攻撃側が戦車を含めて歩く速度でしか前進できないのに対して、防御側は鉄道で援軍を呼び寄せることができるので、なかなか突破が発生しない状況をよく再現している(英軍の増援は自軍盤端から登場だが、 独軍は鉄道の通じるカンブレーから登場できる)。

第1次世界大戦の雰囲気が良く出ていると思います。

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