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zoom RSS 豹は堅かった!〜「ワールド・タンク・バトル」(CMJ)

<<   作成日時 : 2007/09/06 22:47   >>

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硫黄島の感想戦も終わり、少し時間があるということで、ライト系戦術級アイテム「ワールド・タンク・バトル」(CMJ)をプレイすることにしました。ちはら会では根強い人気を持つ戦車戦ゲームで、ミニチュアのリアルな食玩が雰囲気を盛り上げます。TOMMYさんとは、いつか全シナリオを制覇しようと、相談しています。

実際はけっこうかかると思いますが、その手軽さからなんとかなりそうに思うんです。煽り文句としては「仕事に疲れ切った、中高年が思わず手を出す、お手軽さ!」かしら。この辺の目に見えない作用って、あんまり、レビューには載ってないもんな〜。かつてのように熱意も粘りもなくなったロートル(!)には、こういう雰囲気って大事なんですよね(笑い)。

今回、選んだ戦場は、シナリオ5「ボカージュの戦い」。TOMMYさんの「連合軍が勝つシナリオがしたい」というのが、動機だったりします。ノルマンディ上陸後のボカージュ戦を題材にした物で、イギリス軍は、最強のファイヤーフライを含む5台。対するドイツ軍は、88(mm砲)があるとはいえ、戦車はわずかにヤクトパンター1両のみ!で、強制カードが2枚出る前に、ヤクトパンターを狩れば、勝ちというもの。

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はじめは、一方的な展開かと思いましたが、どうしてどうして、この豹が強力なんです。待ち伏せにもってこいの地形に加え、防御力はティーガーTと同様の8。攻撃力はなんとクーニッヒティーガー並の10!連合軍最強のファイヤーフライでも、正面からの撃破率は1/6しかありません。逆に連合軍は一発でも喰らうと、5/6の確率で昇天です。下手に前進をすれば各個撃破を喰らうし、勝利条件から、時間をかけて態勢を整える余裕はなし。ありゃ、「連合軍が負けるシナリオがしたい」かしら。

ともあれ、第1戦は、はじめの希望どおり、(文字通りの)TOMMYさんがイギリス軍を、mitsuがドイツ軍を担当します。ドイツ軍は側面を88で守りながら、狩人の豹を射界の広い配置エリア6に配置します。対する連合軍は、エリア3に全部隊を集め、数を頼んだ正面からのたたき合いを、目論みます。

序盤、連合軍の戦車が遮蔽物を利用しながら、いそいそと前進。これに対し、ヤクトパンターが最大射程で超遠距離射撃を見舞います。そう、必ず、命中する「名手」カードです。開始早々に、シャーマンが火を噴きます。

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豹の威力を見せつけられた連合軍は、撃たれないように時間をかけながら、前進せざるをえなくなります。中盤までに、シャーマン2両が迂回をして近づこうとしますが、射界を変えた対空砲と豹の前に、飛び出すタイミングを失い、刻だけが過ぎていきます。

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このまま、膠着で、楽勝かと思われた終盤、ドイツ軍を悲劇が襲います。あろうことか「地雷原」!射界を限定されている駆逐戦車が動けなくなってしまいます。こりゃ、まずい!

勢いを盛り返したシャーマンは、すかさず、豹の側面に回り込み、連続射撃を開始しますが・・・1発目、命中、跳弾!2発目、はずれ!3発目、命中、跳弾!ああ、どうしても堅い豹の側面を打ち破ることができません。

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こうなれば最後の手と、連合軍は最強のファイヤーフライを全力で移動させます。ドイツ軍も必死に修理カードを待ちわびますが、どうしても来ません。ついにファイヤーフライが豹の側面に到着し、絶体絶命になった、その瞬間でした。TOMMYさんの引いたカードは、2枚目の強制カード!一瞬の間、そして、大笑い!!よくわからん展開で、ドイツ軍の勝利となりました。

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このままでは終われないと、陣営を入れ替え、第2戦に突入します。今度の連合軍の作戦は、まずは88を片付けて、そのまま、豹の正面と側面を取って撃破するというものです。

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序盤、連合軍は、豹の射界を避け、88に正面から戦闘を挑みます。全力前進や連携移動を使って、計画通り、中盤までに対戦車砲に十字砲火を浴びせる位置に進出します。戦車2両対対戦車砲1門の激しい射撃戦が展開されますが、どういうわけか、結果が出ません。対戦車砲は防御修整を生かして生き延び、シャーマンは敵のdrの悪さに救われ、健在。

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と、ここで、ドイツ軍が引いたカードは、またも「地雷原」! おお、ならば、当初の予定を変更してと、予備のシャーマンが、直接、豹狩りに向かいますが、これが誤算でした。別の敵が近づいてきたのを見た、TOMMYさんは「じゃあ、これね」とあっさりと修理カード。あわわ、持ってたんかい。

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余計な手番を喰った連合軍は、あわてて元の作戦に戻しますが、時すでに遅し。まもなく、2枚目の強制カードが来て、ジ・エンド。う〜ん、あのまま、当初の作戦を続けていればなあ。

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「・・・・もう一回、行きましょうよ」と今度は、自分が意地になって、連合軍で再戦です。2回のプレイを通してわかったのは、やっぱり連合軍には時間がない、ということ。先の88から狩る手も、スムーズにカードが来て、スムーズに撃破できれば有効ですが、時間的な余裕がないだけに、一旦、つまずくと焦って、自滅につながります。ならば、ここは覚悟を決めて、片っ端から戦車を肉薄させ、零距離射撃です!連続した攻撃をかけ続ければ、ドイツ軍の手札周りもどこかで悪くなるはず!(まるで東部戦線だな)

幸い、連合軍は、開始時から移動カードに恵まれます。手札には連携移動が2枚あり、前進も使う側から補充されます。豊富な燃料を背景に、シャーマンとファイアフライのタッグが、遮蔽物越しに敵に近づきます。

中盤、なんと三度目の悲劇が、ドイツ軍を襲います。またまた、「地雷原」!!さすがにTOMMYさんにも修理カードはないようです。

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この僥倖を逃すわけにはいきません!タイミングを見計らって、連携移動で敵の射界に飛び出します。このとき、シャーマンをおとりにして豹の真正面に送り、本命のファイアフライはマップの縁に沿って迂回を試みます。これが状況よく、成功!正面のシャーマンは、豹の一撃で撃破されますが、ファイアフライは見事、ヤクトパンターの側面に回り込み、待ちに待った主砲を発射!さすがの豹も零距離で放たれた徹甲弾にはあらがえず、ついに撃破となりました。

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このゲームは、お互いの作戦の(予期せぬ)組み合わせによって、大きく展開を変える楽しさがあります。加えて、欲しいカードがどうしても来なかったり、悲劇的な(喜劇的な?)drが続いたりと、ランダム要素も十分です。その上、一見、撃破不能に見える化け物も、適切に使われたカード1枚で撃破できたり、と作戦的な余地も残されています。

まだ、半数以上のシナリオが対戦未プレイなので、しばらくは楽しめそうです。それにしても、ドイツ軍の猛獣シリーズは堅いな〜。

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