歴史・戦史研究「ちはら会」

アクセスカウンタ

zoom RSS 海兵隊は、そんなに負けない?!〜9月の自宅オフ会「激闘!硫黄島」(GJ)

<<   作成日時 : 2007/09/04 22:52   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 3

すっかり秋らしくなった日曜日に、常連のTOMMYさんと自宅オフ会を開きました。メインディシュは、もはやルールブックがいらなくなった「激闘!硫黄島」(GJ)です(笑い)。前回、日本軍で惜敗したTOMMYさんは、今回も新たなセットアップで洞窟陣地に潜みます。対するmitsuは、5度目の海兵隊で2匹目のドジョウを狙います(ここまで海兵隊で、1勝3敗)。

ブラインドを予測する海兵隊は、かなり迷います(そりゃ、いつも迷っていますけど)。お互いの手の内を知り尽くしているだけに、もはやジャンケンと一緒で、日本軍の配置がなかなか読めません。前回の日本軍は、スタンダードといえる南部重点策(摺鉢山と千鳥飛行場を堅守)と常識を覆す海岸強化策を組み合わせて、かなりの効果を上げています(頼りの砲爆撃が、4割方、はずされました!)。全く同じセットアップということはないでしょうが、どこを変えてくるのか、どうも予想がつきません。

迷ったときは、基本に立ち返るということで、海兵隊の侵攻計画は「力による制圧」にすることにしました。いわゆる集中的な砲爆撃と南部重視です。とりあえずの目標は、鶯集落への上陸と千鳥飛行場の占拠です。

第1ターン、計画に沿って、上陸海岸と千鳥飛行場に、4:6の割合で砲爆撃を振り向けます。千鳥飛行場は陣地が1個で、drもよく、敵がいればかなりの損害を与えたはずです。ところが・・・いつもは手薄なはずの鶯集落に2個の陣地を発見!あやしい〜、実にあやしい!!いいのか悪いのか、砲爆撃も今ひとつ・・・。

考えに考え抜いた末に、得意の第1ターン上陸をあきらめ、様子を見ることにしました。すると、案の定、第1ターン終了時に、鶯集落に海軍の機関砲2スタックがあらわれます。おお、水際防御、危ないゾ! そのまま、上陸していたら、機関砲の零距離射撃を受けて、大量出血になっていたところでした(ヒットの期待値は、4.6!しかも装甲修整が使えず)「う〜ん、惜しかったな」と実にTOMMYさんは残念そうですが、水際防御の可能性があるというだけで、いつもにも増して、序盤から気が抜けなくなってしまいました。

画像

第2ターン、とりあえず初期の計画に立ち返って、上陸を開始します。鶯集落に確率計算をして砲爆撃を集中しますが、予想を上回る低drで、1ステップの機関砲が残ってしまいます。これは痛い!このターンに目論んでいた、千鳥飛行場への突入ができなくなりました(この日はdrが極端で、その傾向がゲーム終盤まで続き、後の大混戦を招くことになります)。ともあれ・・・海兵隊を先頭に、1個海兵連隊+3個戦車大隊を上陸させ、鶯集落を制圧します。また、西海岸にも1個連隊を上陸させて、摺鉢山方面を伺います。

ちなみに、残りの砲爆撃は、大阪山・船見台・元山飛行場などにばらまいて、「偵察爆撃」を行いました。これは、地形効果が2以上ある要衝に半端な火力をつぎ込んでも効果は薄いので、怪しいエリアに絨毯爆撃をして陣地をあぶり出す戦術です。陣地の配置が明確になることで、おおよその敵の防御拠点が浮き上がり、また、後の争奪戦に向けて防御力を削っておく効果があります。もっともその裏をかいて、陣地外に部隊を待機させておき、砲爆撃が済んだ時点で隠密移動で戻す、という高等戦術もあるので、万全というわけではありませんが・・・。

続く、日本軍ターンに、甲高い音で猛烈な砲撃が起こります。長距離砲撃+噴進砲(6発命中)が鶯集落を襲い、7ヒット(!)を与えます。分厚い戦車の装甲が貫かれ、海兵を含む3ユニットが損耗します。どんだけ〜!!

が、この程度で済んだことは、まだ、マシでしょう。日本軍は、水際防御+噴進砲攻撃という、二段構えの撃滅作戦を立てていたわけで、第1ターンに上陸していたら、おそらく、上陸部隊は全滅していました。

画像

気を取り直して、第3ターンは鶯集落周辺の制圧に入ります。要衝大阪山に集中砲撃をし、安全の確保された上陸海岸から、海兵隊を次々に送り込みます。海岸沿いの西集落でわずかな抵抗があったものの、千鳥飛行場・船見台などを一気に占拠します。鶯集落には橋頭堡を設立し、砲兵の揚陸に備えます。

日本軍ターンに部隊に目立った動きはありませんが、砲撃がさえ、長距離砲により作ったばかりの橋頭堡が破壊されます。また、翁浜に前進した(損耗した)戦車大隊が海軍砲で壊滅します(位置がわかっていたのに、また、やってしまった!)。

画像

第4〜5ターンにかけては、お互いに地道な戦闘が続きます。アメリカ軍は砲爆撃と海兵隊の集中投入による肉薄攻撃で、毎ターン、2〜3カ所を占領していきます。中盤前半で、摺鉢山・大阪山・玉名山・元山飛行場などの要衝を落とし、硫黄島の2/3のエリアを押さえます。

画像

対する日本軍は、隠蔽を最大限に生かした待ち伏せ攻撃で、海兵隊の戦力を削り取っていきます。特に対戦車兵器の待ち伏せが絶妙で、漂流木海岸で西戦車連隊が、神山海岸で速射砲が火を噴き、2個戦車大隊を壊滅させます。前半終了時に、海兵隊ははや、全ての装甲兵力を失ってしまいます。

画像

残りのエリアは、硫黄島の北東部の1/3。しかし、史実同様、ここからが一進一退の大混戦になります。海兵隊は、左右の海岸沿いに進撃を開始しますが、敵の抵抗線に真っ正面からぶつかる形になってしまいます(TOMMYさんのもう一つの秘策−海岸陣地帯!)。特に神山海岸は、2個の陣地に機関砲を含む3個砲兵が埋伏した「神山要塞」ともいえるもので、砲爆撃が冴えないこともあって、3ターンもの間、陣地を維持します。

画像

海兵隊は、砲爆撃と海兵隊の集中使用を守って、地道に日本軍の掃討を続けます。が、一カ所を確保すれば、隙を付いた反撃で別の場所を占拠される始末で、お互いの損害だけが増えていきます。こうなると、気力の勝負です。海兵隊もつらいが、日本軍もつらいはず・・・。

第8ターンを終えた時点で、VPはほぼイーブン。日本軍は、5個ユニット(実は2個が埋伏していたので正確には7個!)が生き残っていて、4エリアを占拠。このままでは、海兵隊の敗北は、確実です。

画像

幸いにして、天気は晴れで、空軍がフル活動します。疲れた脳みそを振り絞って、最後の(ぎりぎりの)攻撃計画を立てます。まず、確率どおりの砲爆撃で、3ユニットを除去し、1エリアを奪取!残りは3エリア+2個ユニット(実は4個ユニット)。迷ったあげくに、攻撃に使用できる5個連隊を二手に分け、砲兵のいる天山と北飛行場に突入させます。確率よりも少しだけいいdrが出れば、なんとかなるはず。ところが・・・最後の要衝の天山には、最後の陣地と1個歩兵大隊が潜んでいました。これで、万事休すか?!

(陣地と合わせて)防御効果4という難攻不落の天山要塞に対し、生き残った3個連隊が、絶望的な突撃を開始します。気分は、まるでハンバーガーヒル。期待値は、わずか4.6ヒット(効果なし)でしたが・・・最後の最後にきて、勝利の女神は気まぐれでした。「おいおい!うそだろう!」勝利を確信していたTOMMYさんが嘆くほど、海兵隊の肉薄攻撃が炸裂し、敵を全滅させてしまいます(空前の8ヒット)!天山山頂で、勝利の雄叫びを上げる我がマリーン!

この陥落で、今度は日本軍が追いつめられることになりました。生き残ったユニットは、わずかに2個。しかも、両エリアとも(損耗しつくしているとはいえ)生き残りの海兵隊が海兵隊が張り付いており、エリアを離れれば支配を失います。といって、このままでは、僅差のVP差で敗北しかねません。残す手は、敵の飛行場への突入のみ!

画像

TOMMYさんは、北飛行場を防御していた1個機関銃大隊を、元山飛行場に突撃させると、攻撃を開始します。成功の確率は、66%!転がるダイスは・・・こちらも見事、1ヒットを与え、飛行場を発着不能に陥れました。

そして、最後のVP計算。日本軍が生き残りの5VPで、連合軍が2つの飛行場使用で4VPとなり、合計のVPは、なんと36VPで同点!数多くの対戦をしてきましたが、はじめての引き分けになりました。

「日本軍で4つ、勝つまで、次のセットアップを考えてきます」ほぼ勝利を収めていたはずのTOMMYさんは、かなり悔しかったようで、感想戦でも正確な初期配置を教えてくれませんでした、とさ(笑い)。

画像

「海兵隊は、そんなに負けない」不利といわれる海兵隊でも、慎重かつ適切な駆け引きと綿密な砲爆撃があれば、最終ターンまで、どうにか戦えるようになってきました。でも、日本軍には、まだ、「切り込み隊」や「バンザイ突撃」もあるようで・・・。自分もまだ、使ったことはありませんが、最後の最後の鎬合いでは、このへんが物を言いそうですね。

TSMさん、うおPさん。小笠原兵団のTOMMY中将が、洞窟陣地で獲物を磨いて、待ってますよ〜。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
すごい!
まさに死闘!
おふたりともおつかれさまでした。
読んでるだけで手に汗にぎりました。
近くにゲーム仲間がいてうらやましいです。
TSM
2007/09/04 23:51
ところで、このゲーム。日本軍の配置は勝敗を大きく左右するんですよね。
あと米軍の上陸地点と上陸時期。
だから人に情報を伝えるのが惜しくなりますw
もしくは偽の情報を出して、少しでも有利にもっていこうとしますw
私はこのゲームだけに関しては、うその情報を事前に流すことを
否定しません。逆に人から情報出されても、素直には信用しませんw
TSM
2007/09/04 23:59
TSMさん、人間不信になってしまったか?ふふふふふ・・・・
次回の対戦は山篭もりの配置にしようかな〜〜。ふふふふふ・・・
ハト
2007/09/06 00:38

コメントする help

ニックネーム
本 文
海兵隊は、そんなに負けない?!〜9月の自宅オフ会「激闘!硫黄島」(GJ) 歴史・戦史研究「ちはら会」/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる