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zoom RSS 続いて敗戦記念の太平洋キャンペーン〜Empire of the Sun(GMT)42年シナリオ

<<   作成日時 : 2007/08/20 21:33   >>

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硫黄島に続けて、帝国陸海軍ものの「Empire of the Sun」(GMT)をプレイしました。ここ10年ほどの間に様々なテーマや戦場を席巻している、いわゆるカードドリブン・システムです。特別ルールをカードに落とし込み、それを使って作戦を進行していくもので、カードの量がいわゆる兵站や補給量を表すことになります。戦略地点を押さえるか、実際の生産量に合わせて、時期によってカードの量が変わることで、自然と主導権が表現されています。

帝国陸海軍をmitsuが、連合軍をいのさんが担当しました。ただ、自分は全くルールも内容も理解していないので、基本的な選択肢をいのさんに教えてもらってのインストプレイです。

選んだ42年シナリオは、日本軍が緒戦の勝利で絶頂にあった時期で、7枚という豊富なカードと潤沢な兵力を誇ります。それでも全域で攻勢を取るにはほど遠いです。史実がいかに無謀なものであったかを、自然と実感できます。作戦もなにもわからない日本軍でしたので、ともかく史実に沿った展開を心がけます。

第1ターンは、南方軍を活性化させて、マレー半島の攻略を進めます。航空隊に2個陸軍を投入し、2アクションでシンガポールを占領します。続いて、兵力を北方に転用してビルマ作戦を発動し、ラングーンを占拠します。連合軍は、まだ、兵力もカードも足りないため、反撃は極力控えて、ビルマ戦線の整理と空母機動部隊の南太平洋への派遣に止めます。

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第2ターン、手付かずだったフィリピンの攻略に乗り出します。内地から航空隊と陸軍を追加派遣し、コレヒドール要塞を攻めます。敵も南方の航空兵力を投入して、果敢に抵抗をしますが、やはり2アクションでここが陥落し、フィリピンが降伏します。と、ここで、
南太平洋に進出していたアメリカ軍の空母機動部隊が、航空機と協同でラバウル前線基地に限定反撃をかけてきます(ラバウル航空戦)が、海軍航空隊の勇戦で被害はなし。逆に反撃で敵の航空機を消耗させます。

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「敵空母、現る」の報に接した連合艦隊は、内地にいた南雲機動部隊(空母6隻)をトラックに派遣し、同時に内地からも航空機をラバウルに集結し、決戦態勢を取ります。続く、アクションで、空母6隻+軽空母4隻を集中投入し、ガダルカナルにいる敵空母と史上初の空母戦を展開します(第1次ガダルカナル沖海戦)。日本軍は航空機1ユニットの損耗と引き替えに、敵の航空機2ユニットの損耗と戦艦ミズーリ、空母ホーネットの撃沈を勝ち取ります。その後も、トラックに遊弋した南雲機動部隊は、フィリピン方面に取り残された航空機と基地撃滅戦を展開し、こちらも成果を上げます。

最終の第3ターン、史実より半年早いガダルカナル争奪戦が起きます。日本軍は、余力のできた航空機を陸戦隊とともにラバウル・ブインなどに進出させ、航空優勢を作ります。ここから数度に及ぶ航空撃滅戦を仕掛け、暫時、敵兵力を削っていきます。連合軍も必死の補充とフィリピン方面からの航空機の転用などで反撃をしますが、多勢に無勢で徐々に状況が悪くなっていきます。そして、最後に、トラックの南雲機動部隊(空母6隻)が登場し、敵空母及び戦艦、巡洋艦、航空機に多大な損害を与えます(ほとんどのユニットがステップロス状態に)。これにより連合軍の反撃は、史実より確実に遅くなることでしょう。

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意気揚々の日本軍でしたが、南方作戦に全力を挙げたため、他の戦線が危機的な状況になります。兵力の増強の著しい連合軍のビルマ派遣軍が、空母を含む艦隊も投入して、ラングーン奪回作戦を開始します。第1次攻勢はリアクションにより退けたものの、大兵力を投入した第2次攻勢が完全な奇襲になります。反撃用にと4個軍を集結していたためにアンしていたところ、カードの修正も加わり、なんと最大値(2倍)の損害を受けてしまいます。約半数の戦力によって、4個軍が壊滅するというゆゆしき事態に。あわてて増援を送り込み、タイ国境は死守したもの、事実より3年早いビルマ失陥で、大きく後退しました。結局、ビルマを失ったことが響き、ゲームは引き分けで終了しました。

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ルールも作戦も全くわからない初プレイでしたが、いのさんの適切なインストのおかげで、勘所をつかむことができ、それなりに楽しめました。細かいところは無理でしたが、基本的なカードプレイでも、そこそこゲームになって、ビックリです。慣れたもの同士ならば、キャンペーンでも1日で終わるそうで、あの複雑な太平洋戦役がとてもコンパクトにまとまっているなと実感しました。購入する価値は十分にある佳作だと思います。あっ、でもその前に「太平洋艦隊」(HJ/サンセット)と「大日本帝国の盛衰」(GJ)をやらなければ・・・。

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内 容 ニックネーム/日時
対戦して頂きありがとうございました。このゲームは千葉会のブログにもコメントしましたが、ルールはかなり特殊だと思います。しかし、CDSのオカゲかやってみるとスンナリゲームになってしまうのと、やり込んでくると不思議と燃えてくるゲームです。これからも信者を増やすべく、補給切れ殿と精進する次第です。興味のある方は、ルールはちょいと読んできて一緒にプレイしましょう。よろしくです。
いのさん
2007/08/21 23:32

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