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zoom RSS 斬新なる作戦級空母戦〜「帝国海軍第三艦隊」(takobaオリジナル)

<<   作成日時 : 2007/07/19 23:21   >>

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オフ会の第一戦は、takobaさんオリジナルの「帝国海軍第三艦隊」です。いわゆるソロモン海会戦をシミュレートした作戦級空母戦で、ルールはシンプルながら、航空戦闘や水上砲撃戦で従来にない斬新なシステムを使用しています。今回のヴァージョンはいわゆる第2版試作というべきもので、原版のエレメントを残しながら、各ルールの統合を試みています。ちなみに、完成時には、ガダルカナル三部作として、サンセットゲームから出版を予定しています。

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以前の記事でも触れましたが、オリジナルの航空戦闘のテストプレイをさせていただいたことがあります。チットを使用したランダム性の高い航空戦闘ルールで、プレイアビリティ及びリプレイアビリティとも、抜群です。思わず、夢中になって、深夜までテストをした覚えがあります。今回は、おおもとの艦隊運用・索敵システムを含む、総合プレイです。太平洋艦隊をmitsuが、南雲機動部隊をtakobaさんが担当しました。

まず、セットアップで、両軍は秘密裏に、参加兵力判定と艦隊編制を行います。基幹戦力(エンタープライズとホーネットなど)は確定していますが、それ以外は戦力チットを引いて、実際に参戦する艦艇を判定します。追加で軽空母が来たり、旧式戦艦がいたり、輸送船団が登場したりと、それによってゲームの方向性(勝利条件)が決まります。それをダミーとともに、艦隊に編制していきます。このあたりは、「ミッドウェイ空母戦」(翔企画)に近いです。

今回の太平洋艦隊は、ビッグEを含む空母2隻と新旧戦艦3隻で、輸送船はなし。ガ島の保持と敵兵力の撃滅が目標となります。一方、南雲機動部隊は(あとで判明しましたが)
正規空母翔鶴・瑞鶴に商船改造準鷹の機動部隊。それに、多数の護衛艦艇と輸送船がつきます。敵兵力の撃滅とガ島の奪回が目標です。

序盤、日本軍はラバウルから、連合軍はエスピリッツ・サントから、ガ島を目指します。両軍とも、わずかに偵察機による接触をしますが、ほぼ見込み通り、捕捉はなし。

第3ターン、ガ島争奪戦は、ラバウル航空隊によって開始されます。長駆、ラバウルから飛来した一式陸攻と零戦が、ヘンダーソン基地を襲います。長距離攻撃故に滞空時間(戦闘回数)は限られているものの、攻撃力でまさる零戦が直掩のワイルドキャットと空中戦を演じます。双方ともなんらかの損害が及ぶだろうと思っていましたが、ところが・・・米軍の射撃が冴え、わずか1ユニットを除き、零戦を全て撃墜してしまいます。一式陸攻も損害を受け、ラバウル航空隊ははやくも攻勢能力が激減します。対する米軍の損害は、ゼロ!「うう・・・先行きが不安だな」とtakoba司令。初日の戦闘は、米軍の判定勝ちといったところです。夜間に入り、両軍は航空兵力を整備しながら、夜明けを待ちます。

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翌日の黎明、先手を取ったのは、日本軍でした。ガ島近海に近づいていた機動部隊から、翔鶴と準鷹の艦爆隊が飛び立ちます(瑞鶴隊は敵空母に備えて待機)。ラバウル航空隊を錬度・機数とも上回る航空兵力が、ヘンダーソン基地に迫ります。今度こそ、と勢い込む日本軍でしたが、ところが・・・またも米軍の迎撃(CAP及び対空砲)が冴えにさえ、虎の子の99艦爆を次々に撃墜され、分が悪い戦いを強いられます。それでも2ヒットの爆撃に成功しますが、今度は効果判定drがひどく、基地に損害はなし。「へ、ヘンダーソン基地は堅すぎる・・・」

と、流れはさらに米軍に傾きます。たまたま、捕捉した敵艦隊を索敵したところ、空母発見!見敵必戦とばかりに、航続距離ぎりぎりのところから、ビッグEとホーネットの攻撃隊を投入します。あらわれた艦艇は、正規空母2隻と準鷹!そう、これが敵の主力でした。

ホーネット隊−ビッグE隊の順で、3隻に襲いかかります。日本軍も直衛の零戦で必死の介入
をしますが、頑強なドーントレスを止められず、雷爆同時攻撃を許します。まず、瑞鶴が被弾し、発着艦が不能に。続いて、翔鶴も後を追います。これで健全な空母は、準鷹のみ。そこへ、ビッグE隊が到着し、CAPが出払った準鷹に殺到します。沈没こそ免れたものの、半数以上のステップを失い、これも発着艦不能に。はやくも航空兵力が壊滅したtakoba司令は「バ、バランスが悪すぎる・・・ううう」と涙しています。

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それでも、日本軍が勝負を捨てていないことから、まだ、軽空母か輸送船の隠し球があると判断。空襲に警戒しながら、索敵を続けます。と、第9ターンに、ガ島に忍び寄る輸送船団を発見します。すかさず、これに空襲を加え、4隻を撃沈。さらに、ちょうど、周辺を遊弋していた水上打撃部隊を、揚陸ヘクスに突入させます。当然、日本軍護衛部隊は受けて立ちますが、いかんせん、相手が悪かった!そう、米軍には、低速故に機動部隊に編制できなかったメリーランド級戦艦がいたんです。圧倒的な砲撃力で、駆逐艦隊が蹴散らされ、ジ・エンド。最後までヘンダーソン基地を保持し続けた、アメリカ軍の勝利となりました。

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今回は、あまりにツキのない日本軍でしたが、索敵や射撃drによっては、大きく展開がかわることでしょう。はじめてのフルオプション・プレイでしたが、セットアップを入れて、3時間強。ご自身も指摘の通り、「もっとスマートに」デベロップされることと思いますが、チットをうまく使った斬新なシステムは十分に楽しめました。「帝国海軍第三艦隊」の今後に注目したいと思います。

詳しくは、takobaさんのブログをどうぞ。
http://takoba.exblog.jp/i0

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