歴史・戦史研究「ちはら会」

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zoom RSS 苦節、8連戦!海兵隊、ついに勝つ!〜激闘!硫黄島(GJ)

<<   作成日時 : 2007/06/19 20:00   >>

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オフ会の第一弾は、ブログ炎上で話題満載の「激闘!硫黄島」(GJ)です。ベースのシステムはとてもシンプルですが、シングルブラインドのおもしろさを求めてオフ会でものべ4戦が行われました。

第1戦は、前夜祭でのmitsu対TOMMYさんの戦い。翌日のTSMさんとの対戦を聞きつけて、どんなものか見てみたいと、インストプレイになりました。特別ルールの多い日本軍をmitsuが、鉄の暴風のアメリカ軍をTOMMYさんが担当しました。TOMMY海兵隊は初プレイながらブログ記事で流れを抑えて、十分な砲爆撃の後で、南部の海岸に上陸してきます。上陸そのものは成功。

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ところがその後、慎重に海岸にいるところを、隠蔽された迫撃砲と重砲に砲撃され、被害が急増します。回復をさせようにも橋頭堡を1カ所しか作らなかったため、日本軍の長距離砲にここを叩かれ、損害は増すばかり。この悪循環を砲爆撃の威力で断ち切るのに時間がかかり、中央部を制圧したところで終了となりました。

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ここまでこのアイテムを5回ほどプレイしましたが、いずれも海兵隊が敗北。損害によるVP喪失が大きいため、油断するとあっという間に不利になるようです。細心にして大胆な行動が求められる海兵隊、慣れるまでなかなか難しいです。

第2戦は、いよいよ、オフ会での本戦です。海兵隊は当然のごとくTSMさん、日本軍は6戦連続となるmitsuです。前回とは違った手で来るはずと考えた日本軍は、敵の上陸地点を鶯集落と予想します。

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これがビンゴ!第1ターンに上陸してきた海兵隊が、海岸要塞により膨大な損害を出します。急遽、翁浜に上陸位置をシフトしますが、内陸に隠蔽された速射砲や迫撃砲・重砲などにより、第1ターンで20VPに達する損害を受けてしまいます(40VPでただちに敗北)。

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第3ターンには、海岸線を迂回しようとしたM4戦車大隊が、バロン西の待ち伏せを受けて壊滅!その後も、損害−海岸に撤収−砲撃による損害と悪循環が続き、結局、摺鉢山を確保するのがやっとで、日本軍の勝利となりました。

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これまでTSMさんとは5戦を戦ってきましたが、第3戦ははじめて陣営を変えて、mitsuが海兵隊を、TSMさんが日本軍を担当しました。敵の予測の裏をかくため、海兵隊はあえて第1ターンに別働隊を北部に上陸させます。これが成功し、山岳地帯をじりじりと圧迫します。本隊は手薄なはずの鶯集落と翁浜へ。で、海岸には装甲に優れた戦車大隊を配置し、橋頭堡を築きます。敵は長距離砲の砲撃を加えてきましたが、上陸後の厚い装甲(3)に阻まれて、損害はなし。一部の部隊を不用意に前進させて、損害を受けたことがまずかったですが、次ターンにすぐに砲兵を揚陸して、攻撃力を増強します。

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砲兵の参加で強力になった砲爆撃を駆使し、中盤が終わったところで、北部と中央部は、ほぼ制圧を完了。ところが、ここからが大変でした。隠蔽状態の兵力を読み違えて、余分な砲撃をしたり、山を登ったところを痛打されたりと、バランスを崩し、制圧が遅れ始めます。砲爆撃のdrに見放され、最終ターンを迎えたところで、3個エリアが残ってしまいます。結局、これを取りこぼし、生き残った日本軍により、VPが一歩届かず、海兵隊の敗北となりました。第1ターンの不用意な前進が悔やまれます。

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これではアメリカ軍は7連敗・・・海兵隊で初勝利を飾るのは、誰か?いよいよ、第4戦へ突入します。陣営は、原点に戻って、海兵隊をTSMさんが、日本軍をmitsuが担当します。

前回の分散上陸の有効性を見て取った海兵隊は、南部の2つのビーチと北部の一部に、1ユニットずつ様子を見ながら、上陸をしてきます。地形効果のない海岸に戦車を揚陸し、砲撃の損害を軽減しながら、歩兵は大胆にも千鳥飛行場に前進します。

対する日本軍は、集中使用するであろう砲爆撃を避けるために、内陸で3〜6でスタック配置をしており、千鳥飛行場にも歩兵2個+4個砲兵(海軍砲+迫撃砲)を集中していました。進入してきた5個の海兵連隊に防御射撃をしますが、drに恵まれず、1ステップ。米軍5個連隊の近接射撃を受けることになりました。

が、ヒットの期待値は8ステップなので、地形・陣地効果があれば、日本軍ターンに10火力程度の零距離砲撃ができるはずでした。ところが!!海兵隊の突撃は、予想だにしなかった17ヒットで、あっという間に全滅します。まずい!敵は無傷の上に、もう1ターンは誘導できるはずだった砲爆撃が、他の地域に襲いかかることになります。

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これまで、必死のブラフと地形効果で砲爆撃をはずしてきた日本軍ですが、勢いに乗るアメリカ軍は衛星偵察でもしかたのような正確さで、次々と拠点に砲爆撃を見舞います。炸裂する重砲は、確率以上のヒットを与え続けます。悪いことは重なるもので、こういうときに限って、drが低く、部隊を待避させようにも思うに任せず、損害のみが急増します。

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前半に早々に頼みの長距離砲がつぶされ、米軍の橋頭堡は全開で補充と揚陸を行い、ますます、バランスが傾くばかり。不用意に前進してきた戦車大隊を西戦車連隊が待ち伏せて壊滅させますが、よかったのはこれくらい。第3ターンから複数の飛行場のVPが累積され、中盤が終わる頃にはVPで逆転されてしまいます。最後に残った摺鉢山の決死隊が千鳥飛行場を一時奪回し、溜飲を捧げしたが、もはや焼け石に水。最終ターンの途中で、日本軍が全滅し、米軍のサドンデス勝利となりました。

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海兵隊、ついに勝つ!バランス的には不利なアメリカ軍ですが、TSMさんの執念がそれを上回った、見事な勝利でした。お互いの知恵と死力を尽くした戦いに、心地よい達成感がありました。

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寡兵なれど、濃密な激戦!〜第31回ちはら会の報告
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2007/07/08 13:11

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
 mituさん。日曜日はおせわになりました。おかげで濃密で知的な時間をすごせて満腹です。
 それにしても硫黄島は名作中の名作ゲームですね。日本軍をもったときも、非常に楽しめました。連合軍の砲爆撃は化け物か!(元ネタわかりますよね)
このゲームでは、戦車は装甲の厚さをいかして、橋頭堡作りに使うというmituさんの作戦は、まさにコロンブスの卵でした!戦車は先頭にたつものという先入観にとらわれてはいけませんね。
 あの飛行場での確率無視のサイコロが無ければ、正直勝てていたかどうか・・・。北部への1個師団上陸はかなり有効ですね。今回はmituさんの作戦をお借りしての勝利でした。次回また対戦する機会があったら、今度はこちらが日本軍を持ちたいと思います。mitu将軍の総力を振り絞った攻撃を、栗林中将のように冷静に凌ぎきってみたいですねえ。
 最後にmituさんの奥様へ。日曜日にご主人をお借りして申し訳ありませんでした。

TSM
2007/06/20 01:38
ゲームジャーナルをクレジットカード払いで買える所(ネットで)無いでしょうか?
bP6(硫黄島)が欲しいんだけど、カードだと割引がつくんです。
TSM
2007/06/22 23:29
こちらこそ、ありがとうございました。
ここまで、やり込んだ帝国陸軍ものは、珍しいです。みんな、1〜2回はつきあってくれるんですが、駒の角が取れるほどにはいきません。持つべきは、よきライバル(対戦者)かな〜。

GJ16号を購入されたら、「ビルマの落日」もいきましょう!

ちなみに・・・
OGMというサイトで、クレジット扱いをしています。http://www.boardwalk.co.jp/iogm/
mitsu
2007/06/23 00:19
とうとう買っちゃいましたw
届くの楽しみです。
資格試験の勉強が・・・
TSM
2007/07/01 21:24
現在ソロプレイで研究中です。
ルールについて確認
1 日本軍の防御射撃は、米軍1ユニットに対して日本軍1ユニットしかできない。(11.1)
2 防御射撃で損害を受けた場合、退却によって1ヒットは軽減できる。(11.1.2)
3 米軍の近接攻撃に対して、日本軍も退却を行える。(12.2.3)

米軍が日本軍支配地域に対して侵入しても、最高で7戦力(5+2)の防御射撃しか受けないので、期待値は2ヒット。そのうち1を退却で補えるので、強行偵察がやりやすくなります。
またmituさんの日本軍が千鳥飛行場で、近接攻撃により壊滅したのも、退却によって全滅はしていなかったことになります。

ちなみにソロプレイを2回しましたが、両方とも日本軍が全滅しました。
次の対戦を心待ちにしています。
TSM
2007/07/05 01:27
退却宣言による臨時の装甲値について、誤解していました。

2ヒットを受けると、必ず、ステップロスをするので、その瞬間に臨時の装甲値がなくなると、思っていましたが、よく読むと、3損害目以降には使えないということだったんですね。

1ヒット目ならば、退却宣言すれば無損害で済むんですね。すみません。こちらのミスで、すっかりブラッディ硫黄島にしていました。

これなら、海兵隊にも十分、目がありそうです。
mitsu
2007/07/06 23:59

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